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30年以上にわたって利用者に不便を強いてきた博多駅の”難所”解消へ

30年以上にわたって利用者に不便を強いてきた博多駅の”難所”が、ようやく解消されます。地下鉄の地下通路と、新幹線の改札に近い地上の筑紫口とを結ぶ階段に、”直通”のエスカレーターが取り付けられることになりました。

”直通”のエスカレーターが取り付けられるのは、福岡市地下鉄・博多駅の地下通路とJR博多駅の筑紫口側の地上とを結ぶ階段部分です。

この場所は、地下鉄から新幹線への乗り継ぎなどに使う利用者が多い場所ですが、上りの場合、エスカレーターに乗っても途中の踊り場部分でいったん下りたあと、重い荷物を抱えて18段の階段を上らなければなりません。このため、利用者からは、「荷物が多いと上るのが大変」などの苦情が駅に寄せられてました。

福岡市などによりますと、階段の踊り場を境に、上の敷地をJR西日本が、下の敷地を市が所有していて、JRと市でエスカレーターの延伸に向けた検討を行ってきました。

しかし、階段の一部にエスカレーターを新たに取り付けることで、階段や階段横の壁の強度が弱くなって、上に位置する新幹線ホームの安全性に影響しないか、技術的な検討などに時間がかかっていたということです。

また、工事の費用分担などをめぐる協議も難航し、地下鉄が昭和60年に博多駅に出来て以来、30年以上にわたり不便な状況を利用者に強いてきました。

こうした中、福岡市によりますと、技術的な課題の解決も含めて、エスカレーターを設置することで協議がまとまったということです。
市は、地下と地上を直通でつなげる全長およそ40メートルの新たなエスカレーターを設置し、来年度中の完成を目指しているということで、博多駅の”難所”がようやく解消される運びとなりました。

市施設課の横谷英範課長は、「ユニバーサルデザインを求める声など社会的な要望も高まる中、着手する形となった。利便性向上に向けて早く完成させたい」としています。

▶ NHK NEWS WEB

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