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西友が九州から撤退、サニーはイズミに譲渡し営業継続へ

西友が九州から撤退、サニーはイズミに譲渡し営業継続へ

西友は3日、新たな事業戦略推進に向け、北海道および九州の店舗事業を譲渡することを決定したと発表しました。今後は本州での事業運営に注力していくとのことです。

九州の事業については、西友が九州で展開する九州事業をイズミに譲渡する契約を締結。イズミグループは現在(2024年2月末時点)、九州全域で84店舗を展開、今後も、九州を重点エリアの一つと考えており、西友が所有する69のサニー店舗などはイズミと統合、今後も引き続き九州地域に根ざし、営業を継続していくとのことです。

イズミも同日、同社と連結子会社である ゆめマート熊本が、西友の九州地域展開の食品スーパー事業を承継すると発表。

西友においては、古くから「サニー」ブランド等で九州地域にて店舗展開しており、その中でも今後人口増加が見込まれる九州最大のマーケットである福岡市を中心とした福岡県にて盤石な店舗展開を形成していることから、地域社会での知名度も高い。

また、資材高騰や用地不足により新規出店が難しくなる中、既存店舗において駅前などの好立地を得ているのも特長です。

イズミでは、今後、仕入れや販促、物流等におけるスケールメリットを活かしていくとしており、商品面においては、生鮮の調達力を生かした美味しい総菜の開発及び「良いのに、安い!」を目指すプライベートブランド商品の開発など、消費者にとって魅力的な商品を提供していくと語っています。

株式会社西友
株式会社イズミ

この情報は4月3日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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