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2024年4月の満月「ピンクムーン」を見よう

2024年4月の満月「ピンクムーン」を見よう

今月24日(水)午前8時49分、月は満月を迎えます。

かつて、アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンは、その月の満月に、時期に合った名前を付けることで季節の移り変わりを把握していたといわれており、日本の月の呼び名とはまた少し違った魅力的な名前がつけられています。

農事暦は、1年を周期とする農業を営むために、四季それぞれの時期における農作業や、それにかかわる年中行事について月日を追って系統的に定めたものです。

アメリカの農事暦では、4月の満月を「ピンクムーン(桃色月)」と呼んでいます。

名称の由来は諸説あるものの、フロックスというピンクの花が咲く時期であることから「ピンクムーン」と呼ぶようになったと伝わっています。

なお、春の満月は冬よりも高さが低く、色は暖かみのある橙(だいだい)色です。よって、月がピンク色に見えるというわけではありません。

満月の時間は午前ですので、外が明るく月の観測は難しいのですが、前日の夜や、当日の夜も、ほぼ丸い月を見ることができます。

今日(24日)は、九州〜中四国から前線や低気圧が離れていくため、満月をバッチリ見られそう。

空を見上げて、2024年の春夜に浮かぶ「ピンクムーン」を眺めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、次の満月は5月23日 午後10時53分に「フラワームーン」が姿を見せます。

そのほか、2024年最大のスーパームーンとして、10月17日 午後8時26分に「ハンターズムーン」が観測できます。

この情報は4月22日(月)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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