博多で創業し今年で115年を迎える石村萬盛堂では、約2年をかけ本店舗の建て替えを行っています。
現在、埋蔵文化財発掘調査(鎌倉時代までの地層を発掘中)が行われている旧跡地での、令和元年の博多祇園山笠の廻り止めタイム計測について、石村萬盛堂より発表がありました。
今年で778年目となる、博多祇園山笠の廻り止め(決勝点)横に位置していた石村萬盛堂 本店では、これまで本店2階部分でタイム計測が行われてきました。
今年は、店舗建て替えで旧店舗が取り壊されているため、この土地に簡易2階建ての建物を建て、これまでと同様の高さと位置から、計測を行えるよう準備が整えられています。
長らく計測に使われていた、石村萬盛堂 本店の地に、再び計測場所が設置されたという喜ばしいニュースです。
また、石村萬盛堂では、今後、建て替わる本店がどのような姿になるのかについて、博多のこの場所において「博多の一つの風景」として、多くの人たちの期待に添えられるよう進めてゆくとしています。
さらに、本店休業中の期間、期間限定で開店している「石村萬盛堂 博多土居通り店」にて、例年通り本店にて販売されていた”名物【祇園饅頭】”を、7月1日から15日に販売することもあわせて発表。
博多では、七月朔日に「祇園饅頭」を神棚にお供えした後、皆で食べて悪事災難を祓う習慣があります。
博多エリアでは、博多土居通り店以外にも櫛田神社、ホテルオークラ、マイング、デイトスで石村萬盛堂の祇園饅頭を買い求めることができます。
祇園饅頭の価格は、5個入り 550円(税込)/10個入り 1,100円(税込)。