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柳川藩主立花邸 御花が、国指定名勝 「松濤園」ライトアップのためクラウドファンディングを開始

柳川藩主立花邸 御花が、国指定名勝 「松濤園」ライトアップのためクラウドファンディングを開始

柳川藩主立花邸 御花(所在地:福岡県柳川市)は23日、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、国指定名勝 立花氏庭園「松濤園」のライトアップのため、プロジェクト「藩主の末裔が営む御屋敷「御花」|文化財の未来を照らす挑戦を皆様と」を公開したと発表しました。

300万円を第一目標に、2024年4月23日(火)から6月18日(火)までプロジェクトが展開されます。

御花は料亭旅館創業75年を迎えるにあたり、宿泊棟のリニューアルを2025年に予定しており、その中で、国指定名勝の庭園の魅力を最大限に引き出すライトアップづくりを目指し、文化財の魅力を多くの人たちに知ってもらう取り組みが実施されます。

柳川藩主立花邸 御花が、国指定名勝 「松濤園」ライトアップのためクラウドファンディングを開始

柳川藩主立花邸 御花が、国指定名勝 「松濤園」ライトアップのためクラウドファンディングを開始

現状のライトアップの課題

松濤園のライトアップは以前から行われていましたが、長年の雨による土壌侵食や経年劣化により御居間の前のライトが点灯しない、オレンジの丸印等の箇所は元々ライトの設置がなく、本来持っている美しい情景を映し出せていないことに大きな課題がありました。

実現したいこと

本質的な価値を見直し、「文化財の魅力を最大限に引き出すライトアップにしたい」「文化財の尊さを一緒に体感してほしい」という想いのもと、照明デザイナーにも協力してもらいながら、松濤園だからこそ生み出せる夜の美しさを愉しめるようなライトアップを実現。

柳川藩主立花邸 御花が、国指定名勝 「松濤園」ライトアップのためクラウドファンディングを開始

今回のプロジェクトに関しては、これまで取り組んできた100年に1度の修復工事等、資金的な問題だけではなく、どんな想いで宿泊棟の改修に始まり、名勝庭園のライトアップをしていくのか、より多くの人にその想いと文化財の魅力を伝えられる場所となることを目指したいと考え、初めてとなるクラウドファンディングを決意。

藩主の末裔が今でも運営を続ける御花は、非常に珍しい存在であり、同社では今後も文化財を楽しむ機会を増やしていきたいと語っています。

なお、リターンについては、3,000円~ 計20コースを用意。「75周年記念手拭い」「クラファン限定 家紋提灯」「ペア宿泊特別招待(2食付・プレオープン期間)」など。

プロジェクトの詳細について、以下のページから確認できます。

藩主の末裔が営む御屋敷「御花」|文化財の未来を照らす挑戦を皆様と

この情報は4月23日(火)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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