西鉄と富士フイルムイメージングシステムズの2社は25日、西鉄バスの 「薬院駅前」バス停に、富士フイルムイメージングシステムズが提供するデジタルバス停システム「MORA FOR BUS STOP（以下：MORA）」を本日夕方頃より運用開始したと発表しました。
なお九州域内における「MORA」の導入、および西鉄バスにおける福岡都市圏へのデジタルバス停の導入は初めてです。
「MORA（モーラ）」は、デジタルサイネージ上に、時刻表やバス接近案内、路線図などを組み合わせ、バス利用者に必要な情報を一目でわかりやすく表示するシステムです。
同システムでは、当日の運行ダイヤを“本日の時刻表”として見やすい位置に表示できるほか、バスの接近案内や災害時の運行情報の即時発信を行えるなど、従来のバス停では実現できなかったきめ細やかな案内が可能です。
また「MORA」はダイヤ改正時の時刻表や、利用者向け告知文の遠隔掲出も実現するため、従業員の業務負担軽減や作業効率化にも寄与します。
両社は、地理に不慣れな利用者やバスを利用したことがない人たちが、安心・快適にバスを利用できるよう「MORA」の導入をはじめとしたデジタル技術の活用を通じて、分かりやすい公共交通の実現を目指すとしています。
薬院駅前（博多方面）バス停については、2024年4月15日（月）からの運用開始が予定されています。
この情報は3月25日（月）時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。