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福岡大名ガーデンシティ、応募総数300件以上の中から市民に選ばれる建築に

福岡大名ガーデンシティ、応募総数300件以上の中から市民に選ばれる建築に

久米設計(本社所在地:東京都江東区)は22日、同社が設計した「福岡大名ガーデンシティ」について、第30回 福岡市都市景観賞の市民賞に選出されたと発表しました。

福岡市都市景観賞とは

設計者コメント

市民賞は市民の方々に自ら選んでいただく賞です。

都心の大型開発でありながらこのような賞を受賞することが出来たのは、「公共の場の継承」と「福岡が成長していく期待」にあるのではないかと思います。

計画地は福岡市中心部において歴史ある小学校の跡地でありこれまでも地域の運動会や夏祭りが行われてきた貴重な公共の場となってきました。

今回の計画でも行政と連携しつくりだした広場により、世代を問わず多くの人の居場所となっています。

同時に、航空法緩和により周囲から際立つ高さをもった建物は様々な場所から見ることができ、福岡が新しいステージへと成長する期待が感じられます。

これらは多くの方々のご尽力により実現したものであり、設計者として携わることのできる街づくりに活かしていきたいと思います。

「福岡大名ガーデンシティ」の建築主・施工者をはじめ、関係したすべての皆様に感謝をしております。ありがとうございました。

設計コンセプト

福岡大名ガーデンシティは福岡市中心部における旧大名小学校の跡地活用事業です。

オフィス、ホテル(ザ・リッツカールトン)、商業を積層した「タワー棟」と住宅及び創業支援施設に地域の公民館からなる「テラス棟」に消防団施設、イベントホール、広場を加えた複合施設で構成されています。

旧小学校のグラウンドを再生した広場を中心に市民、地域住民をはじめオフィスワーカー、海外からのホテル宿泊客等、様々な人が集うことができるグローバルなビジネス環境とクロスカルチャーの拠点として創出。

「タワー棟」は広場につながる貫通通路を軸として二つのボリュームに分割し、前後にずらすことで天神ビッグバンのアイコンとなる躍動感と象徴性を持たせています。

この立体的に雁行した形はかつて城下町であった大名地区に残る「かぎ型」の町割に由来しており貫通路の視認性を高めると同時に、市の中心、天神からの人の流れを広場へ導くことで天神広域の都市の交流と憩いの空間を創出しています。

建築概要

福岡大名ガーデンシティ、応募総数300件以上の中から市民に選ばれる建築に

▼名称
福岡大名ガーデンシティ
▼所在地
福岡市中央区大名2丁目6-50
▼建築主
大名プロジェクト特定目的会社(積水ハウス株式会社、西日本鉄道株式会社、西部ガス株式会社、株式会社西日本新聞社、福岡商事株式会社)
▼設計者
久米設計・醇建築設計共同企業体(株式会社久米設計九州支社、株式会社醇建築まちづくり研究所)
▼施工者
清水・鴻池・積和建設九州特定建設工事共同企業体/古賀・内山・岐阜〈大名〉建設共同企業体
▼延床面積
91,423㎡
▼階数
タワー棟 地上25階
テラス棟 地上11階
▼構造
タワー棟 S・CFT・制振
テラス棟 S
▼竣工
2023年3月
▼受賞
福岡市都市景観賞_市民賞
グッドデザイン賞

株式会社久米設計

この情報は2024年1月22日(月)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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