
2026年の最初の満月は、1月3日 土曜日。満月の瞬間は日本時間で19時03分です。
正月の賑わいがひと段落し、家でゆっくり過ごしている人も多い時間帯。そんな夜に、ふと空を見上げると、いつもより明るい月が静かに輝いているかもしれません。
1月の満月は「ウルフムーン」とも呼ばれています。
厳しい冬の寒さのなかで、オオカミの遠吠えが響いていたことに由来する名前だそうですが、響きは少しワイルドでも、実際の月はどこかやさしく、凛とした存在感があります。
冬の満月は、一年のなかでも特に空の高い位置を通ります。そのため、周囲の建物や山に遮られにくく、街なかでも比較的見つけやすいのが特徴です。
寒い季節ではありますが、そのぶん空気が澄み、月の輪郭がくっきりと浮かび上がります。
さらに2026年は、スーパームーンが複数回見られる”月当たり年”。なかでも1月3日のウルフムーンは、2026年最初であり、かつ最も明るいスーパームーンとされています。
その後も11月24日、そして12月24日には「クリスマス・スーパームーン」が控えており、月好きには少し楽しみな一年になりそうです。
気になるのは、九州エリアでの天気。
冬の九州は、日によって表情が大きく変わります。太平洋側では、冬型の気圧配置が緩むと夜空がすっと晴れることも多く、満月観察には好条件になる場合があります。
一方、日本海側では雲が広がりやすい傾向がありますが、雲の切れ間から月が顔を出す瞬間に出会えることもあります。
たとえ満月が雲に隠れてしまっても、雲越しにぼんやりと光る月には、また違った趣があります。
特別な準備は必要ありません。厚手の防寒着を羽織り、ベランダや玄関先に少し出てみるだけでも十分です。
また、温かい飲み物を片手に、ほんの数分、空を見上げる時間をつくってみるのも良いかもしれません。
忙しい日常のなかで、空を見上げる機会は意外と少ないものです。けれど、2026年の始まりに現れるこの明るい満月は、「少し立ち止まってもいい」とそっと語りかけてくれているようにも感じられます。
誰かと一緒でも、ひとりでも。静かな冬の夜、空に浮かぶウルフムーンが、新しい一年のスタートをやさしく照らしてくれるはずです。