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デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

JR九州を代表企業とし、福岡地所・麻生を構成員とする企業グループが福岡市博多区博多駅東一丁目において開発を進めてきた「コネクトスクエア博多」が、2024年3月15日に竣工しました。

オープン日は、2024年3月31日(日)です。

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

博多駅筑紫口すぐの好立地に新たに誕生した同ビルは、ゆとりのある公開空地を有し、1階に飲食店舗、2~3階に福岡県博多県税事務所、4~12階に一般オフィステナントが入居致。

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

敷地外周や壁面を利用した緑化計画により潤いのある歩行空間を創出することで、同ビル入居者だけでなく、来訪者や地域の人たちにも親しみをもってもらえるよう設計されています。

同ビルは、福岡県の敷地を有効活用するとともに、福岡市において官民連携で推進する「博多コネクティッド」をはじめ、福岡市のプロジェクトである「都心の森 1万本プロジェクト」「Fukuoka Art Next」にも参画し、博多駅周辺のまちづくりの一役を担っていくとのことです。

主なポイント

ランドマークとなる高いデザイン性

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工デンマーク王立図書館をはじめ、世界で多くの実績を持つ建築デザイン事務所「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」(デンマーク)によるデザインです。3層毎に分節し、周囲に対して様々な角度で向き合うことで周囲のまちなみと調和します。縦基調のラインは景観にリズムを与えるとともに、筑紫口エリアの成長と発展を象徴します。

▼左画像
筑紫口中央通り(西側)から
▼右画像
筑紫口中央通り(東側)から

賑わいが生まれる広場空間の創出
筑紫口中央通りに広く面したピロティ広場は、博多まちづくり推進協議会と連携した様々なイベント利用に対応し、筑紫口エリアの賑わいの繋がりに寄与。また、ピロティ広場にはエントランスとカフェが面しており、ベンチや緑により休憩や団らんを誘発し、日常的なにぎわいも創出。エントランスホールには伝統工芸品の展示スペースを設け、「Fukuoka Art Next」の一助となるべく、文化・芸術・歴史が持つ魅力を発信。

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

▼左上
ピロティ広場
▼右下
エントランス入口

環境への配慮や歩行者に寄りそう緑の景観
広場や歩行空間には1年を通して彩りが楽しめる花や緑、ベンチを配し、まちに潤いと憩いを与え、「都心の森1万本プロジェクト」に参画。また、エントランスホールの内装には、福岡産の木材を利用し、CO2固定化による環境負荷軽減を目指すほか、建物屋上には太陽光発電設備を設置し、地球温暖化対策に貢献。

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

▼左上
北側公開空地
▼右下
エントランスホール

災害時の建物機能維持
制振ダンパーにより揺れを低減させ、地震時の安全性を確保。非常用発電機は72時間(3日間)稼働分の燃料を確保しており、建物内の防災備蓄庫には、緊急時の食糧・飲料水・毛布などの生活必需品を3日間分常備。また、エントランスや廊下を開放し、帰宅困難者や被災者の一時避難場所として活用されます。屋根のあるピロティは非常時の車両の乗入れ、物資置場や搬入、テント設置等の多機能な利用も可能です。

1階 飲食店舗

デンマークの世界的な建築事務所がデザイン「コネクトスクエア博多」竣工

THE ALLDAY ORTO
福岡で人気の「ORTO CAFE」が、渡辺通の店舗に続く 2店舗目として「THE ALLDAY ORTO」の名称にて同ビル1階に開業。今回の店舗は、その名の通りモーニングからランチ、カフェ、ディナーまで1日中利用可能なメニュー構成です。また、店内のチーズ工房で作る出来立てチーズに福岡県産の野菜や果物を合わせたメニューが楽しめます。

九州旅客鉄道株式会社

この情報は3月16日(土)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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