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五穀豊穣に感謝する日本の文化を 菓子を通じて伝えたい、石村萬盛堂が今年も「新米餅(しんまいもち)」発売

博多で創業して117年の石村萬盛堂では、五穀豊穣に感謝して、本年も2023年11月10日(金)より八女市星野村の棚田で育った新米を使用した季節限定「新米餅」を販売します。「新米餅」という名の和菓子は他店にはない、唯一無二の和菓子。

石村萬盛堂では、五穀豊穣に感謝して、毎年、季節限定で「新米餅」を販売しています。使用するのは、八女市星野村の棚田で育った新米。餅米の粒感を生かした生地で粒あんを包み、香ばしく焼き上げました。

石村萬盛堂では「日本人が育んできた米文化を、菓子を通じて伝えたい」という想いを持っております。神話の時代から、お米を大切にする祭りは連綿と受け継がれてきました。

毎年11月23日に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」でも、天皇陛下が新穀をお手ずから器に盛ってお供えし神々と共に召し上がります。神武天皇以来、126代続くこの儀式は、お米が私たちの命を養うための特に大切な主食として、日本人にとって特別な思いが込められた食べものであることをあらわしています。

また、米という漢字は、漢数字の八と十の組み合わせでできていることから、“末広がりに運が開けていく”という意味が込められており、縁起が良いものとされてきました。そのため、相手の幸せや健康を願って贈る品としても選ばれているのです。

今年獲れた八女市星野村の新米(餅米)を使った、粒感が残った生地。焦げ目付き。
餅米の粒感を生かした生地で粒あんを包み、香ばしく焼き上げました。八女市星野村の棚田で一粒一粒大切に育てられた新米を使った「新米餅」です。 地産地消を心がけています。夏には蛍が舞う自然豊かな土地、空に向かって階段状に登る石積みの棚田。山間地にあるため、昼は気温が適度に高く、夜にはグッと涼しくなります。

この気候のおかげで、実が引き締まったおいしいお米が育ちます。石村萬盛堂では「 九州・福岡の美味しい新米を届けたい」という想いを八女市星野村の生産者と共有し、大切に育てられた棚田米を使用しています。 現地の風景を売り場にも。昔ながらの「稲架(はさ)掛け」を展示します。稲刈りの後、束ねた稲を棒などに架けて、約2週間天日と自然風によって乾燥させることを「稲架掛け」と言います。

昔からお米の収穫は、親戚や近所の人が集まり協力して行われてきました。かつては、稲刈りの時期になると「農休み」と行って、子どもも学校を休んで手伝いをすることが当たり前の時代もありました。このように自然と共生し、地域で助け合いながら育てられるお米。

そんな日本の食文化を伝えたい想いで、石村萬盛堂 本店および一部店舗では、都心ではなかなか目にすることがない「稲架掛け」をイメージした展示を行います。

新米餅(しんまいもち)
□販売価格
1個/200円(税込)
3個入/644円(税込)
6個入/1,277円(税込)

□販売期間
2023年11月10日(金)~なくなり次第終了(数量・期間限定)

□取扱店舗
石村萬盛堂、いしむら各店、善太郎商店
公式オンラインストア

▶ 石村萬盛堂 ブランドサイト

この情報は2023年11月10日(金)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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