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アートに出会うアートファンになる「FaN Week 福岡城アートプロジェクト」開催

2023年9月16日(土)~10月22日(日)アートに出会うアートファンになる“Fukuoka Art Next” Week(FaN Week)2023。

会場の1つである福岡城史跡エリアでは、福岡を拠点として活動するアーティストが、櫓などにてインスタレーション展示やパフォーマンスを開催。より多くの方に福岡のアーティストを知っていただく機会に!栗林隆+CINEMA CARAVAN
三の丸広場では、FaNWeekの特別企画として、アーティスト「栗林隆+CINEMA CARAVAN」による元気炉(スチームサウナ)、Tanker Projectを展示。また、CINEMA CARAVAN代表「志津野雷(しづのらい)」氏の映像作品「Play with the Earth」に合わせて、オーケストラによる生演奏を実施。■栗林隆
1968年生まれ。東西統合から間もない1993年よりドイツに滞在した頃より「境界」をテーマにドローイング、インスタレーション、映像など多様なメディアを使いながら作品を発表。現在は日本とインドネシアを往復しながら国際的に活動し、様々な展覧会に招聘されている。ドイツで開催された2022ドクメンタ15(Cinema Caravan and Kuribayashiとして)では「蚊帳の外」を拠点に様々なイベントを行い、その際発表した《元気炉四号機》が評価され、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。■ CINEMA CARAVAN
2010年に神奈川県伊豆市で開催された第一回伊豆海岸映画祭を作り上げたメンバーを中心に発足。写真家:志津野雷を発起人としたアーティスト、ミュージシャン、画家、大工、料理人など様々なジャンルにまたがる人の集団としての側面、訪れた地域の人や文化とコラボレーションを行い地域を活性化させる触媒としての側面、アートフェスティバルや映画祭で演出や空間づくりを行うコレクティブとしての側面、これら様々な側面を併せ持つ人の集合体・プロジェクト。培ってきた経験や繋がりを自分たちのローカルに持ち帰り発展させ、それをまた旅先に還元する循環を生み出し続けている。【「栗林隆+CINEMA CARAVAN」の過去の作品】
【会場】①舞鶴公園三の丸広場福岡市中央区城内)
【日時】
・9月16日(土)、17日(日)18:00~23:00
元気炉、Tanker Projectの稼働/ 映像作品上映+生演奏など
・9月18日(月祝)~9月20日(水):元気炉、Tanker Projectの展示
・9月21日(木)19:00~22:00:元気炉の稼働
・9月22日(金)、23日(土):元気炉、Tanker Projectの展示
・9月24日(日)19:00~22:00:元気炉の稼働
【展示内容】元気炉(スチームサウナ)、Tanker Project

■鎌田友介
(第1回福岡アートアワード受賞作家)
1984年生まれ。2013年東京藝術大学大学院先端芸術表現修了。歴史や社会の状況を反映するとともに、国家の文化やアイデンティティ形成のツールにもなる建築をテーマに美術と建築を横断する活動を続ける。近年は日本占領下の韓国や台湾で作られた日本家屋やアメリカ合衆国で焼夷弾実験のために作られた日本村の設計などの調査を通し、異なる歴史的背景と場所において日本家屋が孕んだ多様な意味を描き出すプロジェクトを手がける。

【会場】②福岡城跡(伝)潮見櫓(福岡市中央区城内)
【日時】
・9月16日(土)~9月24日(日)11:00-17:00(※9/19は休み)
・9月29日(金)~10月22日(日)11:00-17:00(※期間中、金・土・日・祝日のみ開場)
※入場は終了30分前まで
【展示内容】映像、写真など

■名もなき実昌
1994年生まれ。Twitterで取得したアカウント名で活動を開始し、その日視聴したアニメのドローイング、jpegをモチーフにしたペインティングを発表している。主にモチーフとするのは、アニメキャラクターやTwitterなどのSNSに投稿される断片的な情報や画像。インターネット上にある人格や画像と、アニメキャラクタの類似性をテーマに、画像的に解体されたキャラクターが「幽霊的」に偏在するイメージを表現している。

【会場】③福岡城跡下之橋御門(福岡市中央区城内)
【日時】
・9月16日(土)~9月24日(日)11:00-17:00(※9/19は休み)
・9月29日(金)~10月22日(日)11:00-17:00(※期間中、金・土・日・祝日のみ開場)
※入場は終了30分前まで
【展示内容】陶器、灯籠、絵画、インスタレーションなど

■チョン・ユギョン
(第1回福岡アートアワード受賞作家)
1991年生まれ。2014年朝鮮大学校美術科卒業。在日コリアン3世というバックボーンを基点にして、国家と個人の関係を問い直す表現を探究している。

【会場】④福岡城跡旧母里太兵衛邸長屋門(福岡市中央区城内)
【日時】
・9月16日(土)~9月24日(日)11:00-17:00(※9/19は休み)
・9月29日(金)~10月22日(日)11:00-17:00(※期間中、金・土・日・祝日のみ開場)
※入場は終了30分前まで
【展示内容】陶器など

■長野櫻子
(2022年福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス招聘作家)
1989年生まれ。2016年広島市立大学芸術学研究科造形芸術専攻修了。現在、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)在籍。anno lab所属。動きを創造することや動きに興味を持ち、短編アニメーションや、アニメーションを用いたインスタレーション作品を制作している。

【会場】⑤Artist Cafe Fukuokaコミュニティスペース(福岡市中央区城内2-5)
【日時】
・9月16日(土)~9月24日(日)11:00-19:00(※9/19は休み)
・9月26日(火)~10月22日(日)11:00-19:00(※9/25(月)、10/2(月)、10/10(火)、10/16(月))は休み
※鑑賞時間は、Artist Cafe Fukuokaのオープン時間と同じ
【展示内容】映像

■ソー・ソーエン
(2022年福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス招聘作家)
1995年生まれ。生にまつわる事象を身体との関わり合いを通して考察する絵画、インスタレーションやパフォーマンスを国内外にて発表。コロナ禍に始まったオランダ在住のサラ・ミリオとの共同プロジェクトや、銀座エルメスフォーラムにて内藤アガーテの作品を使用したパフォーマンスを実施するなど、独自の活動を展開している。

【会場】⑥福岡市美術館北口~エスプラナード(福岡市中央区大濠公園1-6)
【日時】9月18日(月祝)16:00-16:30(※1日のみのパフォーマンス)
【内容】パフォーマンス

▶ 福岡市公式シティガイドよかなび

この情報は2023年9月12日(火)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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