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柳川藩主立花邸 御花、殿様屋敷で堪能する「大廣間 御前能」を開催

柳川藩主立花邸 御花、殿様屋敷で堪能する「大廣間 御前能」を開催

柳川藩主立花邸 御花(所在地:福岡県柳川市)では、日本の伝統芸能である「能」を能舞台としても使われてきた大広間にて一夜限りの能を鑑賞できる食事付きプランを販売開始したと発表しました。能公演の開催日は2023年6月20日(火)となります。

柳川藩主立花邸 御花、殿様屋敷で堪能する「大廣間 御前能」を開催

柳川藩主立花邸 御花、殿様屋敷で堪能する「大廣間 御前能」を開催

企画背景

徳川幕府は、能を武家の式楽(公式の場での音楽)と定めたため、大名の屋敷には必ず能舞台が設けられ、公式の行事の際には能が演じられました。

柳川藩主であった立花家も能を大切に継承しており、代々「喜多流」の能を守ってきました。そして、元々殿様屋敷として建てられた御花には、現存する明治期の建物の中に能舞台が残っており、通常の能舞台とは違い、大名家の嗜みをより間近に感じることができる場所です。

かつて、殿様が嗜んでいたような体験を再現し、立花家と能の歴史的な背景を感じながら、非日常の感動を提供したいという思いから今回のプランを企画。

概要

能公演
17:30~19:00「敦盛」
御花の能舞台から迫力のある能を間近に楽しめます。今回の公演では「敦盛」のクライマックス部分が演じられます。能楽師による能の話をはじめ、代々受け継がれてきた神聖な能舞台に立ち、面をかけるなど特別な体験も予定されています。能を初めて見る人も楽しめる内容です。※体験は挙手制で数名の人が体験。

柳川藩主立花邸 御花、殿様屋敷で堪能する「大廣間 御前能」を開催

「敦盛」の見どころ
平家物語の「敦盛最期」の章をもとに、世阿弥が編作した演目。悲哀を美しさとする能の演出、またこの舞台上に漂う哀愁の情緒と風雅さが魅力的な一曲です。

晩餐会
19:15~21:00
御花の料理は数々の貴賓をもてなしてきた伝統を守りながらも常に新しさを追求。旬にこだわり、素材本来の味わいを生かした料理が提供されます。同プランの会席料理は能から着想した、能公演限定の会席料理を特別に用意。

入場料(食事付き)
1名 33,000円~
税込・サービス料込

予約・問い合わせ
能公演特設ページを確認後、電話にて予約
電話:0944-73-2189(10:00-16:00)

株式会社御花

この記事の情報は2023年4月15日(土)現在のものです。

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