福岡のニュース

天神地下街をVR再現 福岡都心の防災力強化へ「バーチャル避難訓練」実施

天神地下街をVR再現 福岡都心の防災力強化へ「バーチャル避難訓練」実施

福岡市中心部の防災力向上を目的に、天神地下街を仮想空間に再現した避難訓練「バーチャル避難訓練―天神地下街版―」が2026年2月19日に実施されます。

街づくり団体や行政、企業などが連携して取り組む試みで、VR(仮想現実)を活用した新しい訓練手法として注目されています。

この訓練は、We Love 天神協議会など4団体を中心に、福岡市市民局や地下街運営会社、IT・設計関連企業らが共同で実施するもの。

通行量の多い天神地下街をバーチャル空間に再現し、災害発生時の避難経路やスタッフの動きを検証。

参加対象は関係企業・団体の会員で、現地参加のほかオンラインでも実施される予定です。

使用されるVRツールは、リモート環境でも避難訓練を可能にする仕組みで、参加者の移動経路や視認情報などを記録・分析できるのが特徴。

訓練結果をデータとして蓄積し、施設運用や防災対策の改善に役立てることが想定されています。

従来の集合型訓練に比べ、時間や場所の制約を受けにくく、多様なシナリオを体験できる点も利点。

福岡市都心では再開発プロジェクトの進展に伴い来街者が増加し、防災対応の重要性が高まっています。

実地訓練だけでは参加範囲や内容に限界がある中、仮想空間を使った手法はその補完策として期待されており、実際の街並みを再現した環境で避難行動を疑似体験できることから、より現実的な対応力の強化につながる可能性があります。

関係団体は、地域・行政・企業が連携して有事に備える体制を整え、安全で安心な都心づくりを推進していく考え。

テクノロジーを活用した防災の取り組みは、今後の都市運営の一つのモデルケースになるかもしれません。

バーチャル避難訓練 – 日建設計×ジオクリエイツ

この情報は2月18日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top