チームラボの福岡市の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 – SBI証券」(以下、チームラボフォレスト)は11日、新たな作品「鼓動する谷のグラフィティネイチャー」を追加すると発表しました。
同作は、来場者が描いた様々な生き物たちの絵が、高低差のある立体的な地形で動き出すインタラクティブな作品です。
複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入するチームラボフォレストの体験が、更に拡張します。
この「鼓動する谷のグラフィティネイチャー」は、2024年2月1日(木)から公開されます。
みんなが描いた様々な生き物たちが、鼓動する谷に生息していて、紙に生き物の絵を描くと、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前に現れ動き出します。
みんなが描いた生き物たちは、他の生き物を食べたり、他の生き物に食べられたりしながら、共に1つの生態系をつくっています。生き物は、他の生き物を食べると増えていき、逆に、しばらく他の生き物を食べられないと死んでいなくなります。また、他の生き物に食べられるといなくなります。
サンショウウオはヘビを食べ、ヘビはトカゲを食べ、トカゲはカエルを食べ、カエルは蝶を食べそれぞれ増えていきます。また、蝶は、花が咲いている場所で増えていきます。
花は、人々がじっとしているとその場にたくさん咲いていき、逆に、人々が踏んで歩き回ると散ってしまいます。そして、サンショウウオは、人にたくさん踏まれると死んでしまいます。
生き物たちは増えたり減ったりしながら、この世界に広がっていきます。
ときおり、「花と共に生きる動物たち II – A Whole Year per Year」に呼応して、現実世界の今の季節の花々が生き物たちから咲きはじめます。人々が生き物の花々を踏むと花々は散ってしまいます。
また、2月1日(木)に「お絵かきファクトリー」も新設。「鼓動する谷のグラフィティネイチャー」で自分が描いた絵が、缶バッジ、タオル、Tシャツ、トートバッグなどオリジナルのプロダクトになり、持ち帰ることができます。※有料
チームラボフォレスト
チームラボフォレストは、アートコレクティブ・チームラボによる「捕まえて集める森」と「運動の森」からなる新しいミュージアムです。
「捕まえて集める森」は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい「学びの空間」です。スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていきます。
「運動の森」は、身体で世界を捉え、立体的に考える、をコンセプトに、空間認識能力を鍛える新しい創造的運動空間です。複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入します。
福岡PayPayドーム隣の「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」内に常設。
この情報は2024年1月11日(木)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。