しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに年間三大流星群の1つに数えられています。
国立天文台によれば、2024年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月4日(木)18時頃と予想されており、日本では放射点が高くなる4日と5日、それぞれ1時から5時頃が見ごろとなりそうです。
4日は放射点が高くなるにつれて流星が増えて、5時頃が最も多く見える可能性があり、見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約10個です。
5日は、極大を過ぎて流星数が減る一方、放射点が高くなり流星数が増えるため、2時から5時まで前日とほぼ同じくらいの流星数となりそうです。
なお両日とも月明かりの影響を受けますので、月を背にして夜空を見るなど、工夫をして観察に臨みましょう。
流星は放射点付近だけでなく、どちらの方向にも現れますので、なるべく空の広い範囲を見渡すとよいでしょう。
また、屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けることをお勧めします。
地面にレジャーシートを敷いて寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できます。
屋外はたいへん冷え込みますので、寒さ対策をしっかりとおこない、マナーを守って観察しましょう。
この情報は2024年1月2日(火)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。