ザ・リッツ・カールトン福岡は4日、開業後、初めて迎えるホリデーシーズンを祝して、12月25日（月）までの期間、博多織を制作する過程で残ったはぎれや、残糸をアップサイクルしたシルクのオーナメントが美しい、高さ4メートルのクリスマスツリーを館内に設置したと発表しました。
ザ・リッツ・カールトン福岡の館内は、福岡県の伝統工芸品であり、日本三大織物の一つである「博多織」からインスピレーションを受け、糸を紡ぎ “織る “という発想のもと、ホテル全体を繋ぐ共通したストーリーで構成されています。
客室の内装や「ザ・バー」のパーテーション、日本料理レストラン「幻珠」のアートワークを手掛けた、博多織最古の織元である西村織物（1861年創業）にオーナメントの制作を依頼。
博多織を制作するうえで残ったはぎれや残糸を用い、一つひとつ職人たちによる手縫いで、もみの木やクリスマスブーツなど合計4種類のシルクオーナメントを制作。
博多織は、他の産地の織物と比べ経糸の本数が多く、丈夫で張りがあり、一度締めたら緩まない締め心地から、これまで着物の帯に使用されてきました。
オーナメントの一つは、「帯飾り」から着想を得たデザインに仕立て、博多織を代表する模様で、厄除けの意味をもつ「独鈷柄（どっこがら）」を生地に採用。
“福岡が誇る素晴らしい伝統文化を未来に繋ぐ”という思いを込め、クリスマスツリーはホテル18階のカフェ「DIVA」前のスペースに12月25日の夜まで飾られます。
また、クリスマスツリーのほか、博多織製作時に実際に使われている糸枠を使用したランタンを、ホテル24階のザ・リッツ・カールトン クラブに設置。
赤と緑の絹糸から透ける暖かな光が上質が演出されます。
そのほか、館内には、グレビレア・ゴールドのクリスマスリースやポインセチアの装花が彩りを添え、ザ・リッツ・カールトン福岡で過ごすホリデーシーズンを特別なひとときへと誘います。
さらにホテル18階にある、ジャパニーズクラフトをコンセプトにドリンクや軽食を提供する「ザ・バー」では、雄大なサンセットと移りゆく博多湾の素晴らしい眺望を楽しみながら、クリスマス期間限定のオリジナルカクテルを楽しめます。
博多織のパーテーションが設えられたシックな空間で、大切な人と優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Cafe de Neige
カフェ ド ネージュ
ビターなコーヒーの香りと深いジャパニーズウイスキーの味わいが特徴のホットカクテル
￥2,600
Imperial Jack Rose
インペリアル ジャック ローズ
冬に咲く高貴なバラの花を自家製ザクロシロップで表現したフルーティーな味わいのカクテル
￥2,900
Gloire Vin Chaud
グロワール ヴァン ショー
赤ワインにシナモンやスターアニスなどの香り高いスパイスとオレンジピールなどのフルーツやはちみつを加えた、伝統的なホットワインカクテル
￥2,800
Fraise Sucree
フレイズ シュクレ
ヘーゼルナッツの芳醇な香りがデザートを連想させる大人のイチゴミルクをイメージしたカクテル
￥3,000
Fir Tree
ファー ツリー
吉田クラフトジンとロゼシャンパンが織りなす、もみの木をイメージしたモヒートカクテル
￥2,800
全てのクリスマスカクテルはノンアルコール対応も可能。また、宿泊者以外のゲストも利用できます。
また、24階にあるザ・リッツ・カールトン スパでは、愛くるしいサンタクロース姿のクリスマス限定 リッツライオンのぬいぐるみを、12月25日までの期間限定にて販売中です。
￥6,000
この情報は2023年12月4日（月）時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。