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九州最古の茶商が贈る、焙炉(ホイロ)香薫る最高級のお茶 “焙炉式八女茶” 蔵出しを開始

創業300年を超え九州最古の茶商である矢部屋許斐本家(福岡県八女市)は、【以誠売茶(いせいばいちゃ)】=【誠実に茶を売る】という理念に基づき、最高級日本茶”焙炉式八女茶シリーズ”を発売します。

日本茶の始まりの製法=焙炉(炭火の上に和紙を引き乾燥火入れする作業)でじっくりと火入れして仕上げた八女茶は、炭の遠赤外線の効果により茶葉が芯部から温まり、「焙炉(ホイロ)香」という独特の香味を纏う、熟成を楽しめるお茶に成ります。

”焙炉式八女茶シリーズ”は、(財)食品産業センター「本場の本物」の認定も受けた格式高い製法を継承し、古くて新しい日本茶の新たな価値の創出へ挑戦するものです。より安くお茶を飲みたいというニーズが大勢を占める近年、多くの日本茶メーカーは価格競争力を高めるため、大量生産に適した製法を採用するようになりました。その結果、日本茶本来の風味を引き出す伝統的な製法が淘汰されつつあります。

矢部屋許斐本家は、日本茶の伝統が失われていくことを憂い、古くて新しい価値づくり経営に踏み出しました。

”焙炉式八女茶シリーズ”は、日本茶の始まりの製法=焙炉(炭火の上に和紙を引き乾燥火入れする作業)でじっくりと火入れして仕上げた最高級の日本茶です。

炭の遠赤外線の効果により、茶葉を芯部から温めて茶の風味を豊かにし、「焙炉(ホイロ)香」という独特の香味を纏う、熟成を楽しむお茶に成ります。

創業三百余年ー。九州最古参の茶商として、江戸後期築の建造物(八女市指定文化財)にて、茶業に関する技術や哲学、歴史的な資産を受け継ぐ弊社の職人が生み出す珠玉の逸品を、ぜひ味わってください。

日本茶は長大な工程を経て商品になっていきます。茶園が愛情込めて栽培した茶葉を摘み取り、鮮度が落ちる前にすぐさま製茶(蒸し)にかけます。その後、揉み・乾燥を経て「荒茶」と呼ばれる半完成品となります。

その荒茶を再製(芽・葉・茎などへの選別)し、火入れ、審査、合組することで、一般的な日本茶は完成します。

焙炉式八女茶は、さらに焙炉(炭火の上に和紙を引き乾燥火入れする作業)の手間暇をかけた日本茶です。工芸品のような洗練された風味を楽しめる、日本茶の最高峰を、ぜひ体験してください。焙炉式八女茶は、食をテーマとした市場初の万博「ミラノ国際博覧会」の日本館で展示され、国際的に高い評価を受けました。また、(財)食品産業センターが定める【本場の本物】にも認定されており、世界中で焙炉式の製法が評価されつつあります。

店名:茶商 矢部屋許斐本家
創業:江戸時代 宝永年間(1704年~1711年)
代表:14代目 許斐 久吉(襲名)
本社所在地:福岡県八女市本町126
<コーポレートページ>https://www.konomien.jp/
<オンラインショップ>https://www.konomien.jp/shop/products/list.php

この情報は2023年11月2日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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