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福岡・九州リージョナルシアター 2022 FPAP✕ZZBプロデュース『かみがたりぬ』開催

2021年12月、福岡では5年ぶりとなる、大規模な多団体参加型のプロデュース公演を開催。レソラ NTT 夢天神ホールで『世界は右側でデキている』を上演した。

福岡に限らず、地域の演劇シーンはコロナ禍により創造活動や観劇行動に積極的になりにくい状況にある。そのような空気を前向きなものに変えていきたいという思いから企画された。

2年目の公演となる本年は、福岡の劇団「劇団ジグザグバイト」を創作団体として選出。創作の中核を担う。また、九州各県(佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島)で活動する出演者をゲストとしてキャスティングしている。

今回上演する作品『かみがたりぬ』は、日本神話がテーマ。神話発祥の地とも言われる九州で、福岡・九州の出演者と創作を行う。 ◆『かみがたりぬ』あらすじ

歴史上最大の内乱が終わり新たな国の統治者となった大王は、先代よりの夢であった国の成り立ちを記した歴史書を編纂することで自身の力を世に示そうとしていた。命じられたのは、内戦で武功を挙げた兵士ヤスマロと国の筆頭学者トリキ。大王は、より優れた歴史書を作ったものをこの国の学問の最高峰「学問の君」の任に就けると告げる。

兵士であるヤスマロは乗り気ではなかったが助手として就けられた学者のオスマに諭され作業に取り掛かる。しかし先の内乱により歴史が書かれた資料は全て燃えてしまっており作業は難航する。そんな二人の元にある噂が入ってくる。

ヒエダノアレという人物が国の成り立ちを全て暗記しているという。不審に思いながらも早速アレを呼びつける二人。そこに現れたの踊り巫女の集団であった。ヒエダノアレとは、この国の歴史を代々歌い踊ることで後世に伝えてきたとされる「踊り巫女の集団」であったのだ。

「失われたとされるこの国の成り立ちを私どもが歌い踊り伝えます。どうぞ、それを書き記してください。」我らはヒエダ一族。歴史を刻む踊り巫女。これより舞うは国のあらまし。我らが舞を書き記せ。

◆公演概要
【日時】
2022年12月17日(土)15:00|19:00、12月18日(日)13:00|17:00
※開場時間は開演の 20 分前、受付開始は開演の1時間前となります
※未就学児の入場はご遠慮ください

【会場】
福岡市立南市民センター
塩原音楽・演劇練習場 大練習室(福岡県福岡市南区塩原2丁目8-2)

【キャスト】
足立万実(劇団ジグザグバイト) 岸里美(劇団ジグザグバイト) 河野芽依(劇団水中花)心乃音(anomaly) 鷹巣将弥(劇団佐賀さわげ) 高橋力也、立花恭平(FOURTEEN PLUS 14+) テシマケント(劇団ジグザグバイト)トクトミヒロタカ(DOGANG) 中村公美 奈月(エレガントプロモーション)西山太一 萩尾ひなこ(SPARKLE PROMOTION)水上初佳(楽描-Rakugaki-) 八坂桜子(劇団ジグザグバイト/anomaly)柳瀬史子(長崎県新演奏家協会/西日本オペラ協会) 大和屋満福(劇団ジグザグバイト)他九州各県 ゲスト出演者紹介

[佐賀]鷹巣将弥(劇団佐賀さわげ)
佐賀を拠点に活動。俳優。劇団佐賀さわげ代表。「佐賀の歴史と誇りを後世に伝える役者ユニット 幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」としても活動。イベント出演多数。
[長崎]柳瀬史子(長崎県新演奏家協会/西日本オペラ協会)
長崎・福岡を拠点に活動。オペラ歌手・俳優・ボイストレーナー。「歌に生き、ワインに生きるオペラ歌手」をモットーとする。ミスワイン 2017 日本大会ファイナリストという経歴も持つ。
[大分]河野芽依(劇団水中花)
大分を拠点に活動。俳優。劇団水中花所属。俳優活動 10 年目の節目に本公演に出演する。
[熊本]トクトミヒロタカ(DOGANG)
熊本を拠点に活動。俳優。熊本演劇人協議会会長。劇団「DOGANG」所属。本年 11 月、ONE PIECE コラボの人形浄瑠璃・清和文学『超馴鹿船出冬桜』熊本公演に「せりふ太夫」として出演。“人形に声を充てる仕事”を務めあげた。
[宮崎]奈月(エレガントプロモーション)
宮崎県出身。宮崎・福岡を拠点に活動。俳優・モデル・ウォーキング講師。ミス・ツーリズム・クイーン 2016 日本代表 世界大会出場。サマー・スタイル・アワード 2019 日本大会 8位入賞
[鹿児島]中村公美
福岡・鹿児島を拠点に活動。俳優、ナレーター、モデル、リポーター、ラジオパーソナリティなど活動は多岐にわたる。和太鼓奏者としての一面も持つ。FM さつませんだい 毎週火・木曜 レギュラー出演中。

【スタッフ】
<テクニカル>
脚本・演出/到生(劇団ジグザグバイト) 大道具/有限会社メイク
照明/荒巻久登 音響/PATH OF TOTALITY 森脇佑里
振付/水上初佳(楽描-Rakugaki-) 殺陣・アクション/松本賢治(OYG 倶楽部)衣装デザイン/中村歩道(NeMo)
衣装・小道具/テシマケント(劇団ジグザグバイト)大和屋満福(劇団ジグザグバイト)岸里美(劇団ジグザグバイト) 白瀧姫翠(劇団ジグザグバイト)
アンダーキャスト/堀初音(劇団ジグザグバイト) 白瀧姫翠(劇団ジグザグバイト)<プロデュース>
プロデューサー/高橋孝志 プロデューサ補/本田範隆
制作/PATHFINDER 山崎優貴乃 題字・画/雨告歩
宣伝美術/田村さえ(灯台とスプーン)

【チケット】(日時指定・全席自由)
前売 2,500 円/当日 2,800 円 ペアチケット 4,600 円
U-22 チケット2,000 円ギフトチケット 3,000 円
※予約限定。公式ホームページのみ取り扱い
観劇をお友達やご家族へプレゼント。日時のご指定は公演の1週間前でOK。

【公式サイト】 https://www.fkrt.net
【公式 Twitter】 https://twitter.com/fkrt2021
【お問い合わせ】
PATHFINDER team.pathfinder.mail@gmail.com

【感染対策】
本公演では感染対策ガイドラインに沿った運営を行います。会場内ではマスクのご着用をお願いいたします。ご自宅で検温を行っていただき、37.5℃以上の体温がある方は来場をお控えください。・入場時の手洗いまたはアルコールでの手指消毒にご協力をお願いいたします。

【劇団ジグザグバイト】
2015 年「劇団 ZIG.ZAG.BITE」表記で旗揚げ。福岡県福岡市を拠点に活動。代表・到生による演出は、俳優自身のエネルギーを共演者や観客に全力でぶつけさせる特徴を持つ。観客からの感想トップ3は「熱い、激しい、バカバカしい」。2020 年 11 月「令和二年度『九州若手劇団アワード!』」グランプリ受賞。コロナ禍での積極的な動画配信や、感染症拡大防止対策を最大限に講じての公演実施など「意欲的な活動を続けるたくましさ」が評価された。現在、劇団員 10 名。少人数ながらも精力的に活動を続けている。

主催/NPO 法人 FPAP 共催/劇団ジグザグバイト 協力/九州地域演劇協議会助成/?化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
後援/福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団、西日本新聞社、毎日新聞社、朝日新聞社、TNC テレビ西日本

この情報は2022年12月3日(土)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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