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門司港レトロの象徴「旧JR九州本社ビル」がついに再始動へ – 優先交渉権者が決定、新たな賑わい拠点に

門司港レトロの象徴「旧JR九州本社ビル」がついに再始動へ - 優先交渉権者が決定、新たな賑わい拠点に

福岡県北九州市は18日、門司港レトロ地区のシンボルとして知られる「旧JR九州本社ビル」の活用事業について、優先交渉権者を「門司築興共同事業体」に決定したと発表しました。

昭和12年に建築され、歴史的価値の高い同ビルが、いよいよ新たな一歩を踏み出します。

門司港レトロ地区の入り口に位置する「旧JR九州本社ビル」は、長年その活用方法が注目されてきました。

▼歴史的背景
昭和12年に三井物産門司支店として誕生。その後、国鉄やJR九州の拠点として使用。
▼現状
平成17年に北九州市が取得。以降、本格的な活用が待たれていた。
▼建物の特徴
地上6階、地下1階。当時のモダンな意匠を残す貴重な近代建築。

門司港レトロの象徴「旧JR九州本社ビル」がついに再始動へ - 優先交渉権者が決定、新たな賑わい拠点に

今回の決定により、この歴史的建造物が「現状有姿(今の姿のまま)」での売却を前提としつつ、観光や賑わい創出のための施設として再生されることが決まりました。

▼構成企業一覧
日鉄興和不動産株式会社
株式会社Staple
株式会社松田平田設計
株式会社YMFG ZONEプランニング

なお、今回の事業公募には、歴史的景観を守るための厳しい条件が課されています。
▼外観の保存
特徴的な意匠の変更は認められず、解体も原則不可。
▼事業者の負担
改修工事費はすべて事業者が負担。
▼提案価格
約9,300万円(税込)。

門司港レトロ地区は、近年「世界的な持続可能な観光地」としても評価を高めており、今回のビル再生が、関門エリア全体のブランド力強化に直結することが期待されています。

今後の展開として、北九州市と事業体は以下のスケジュールで準備を進める予定です。
2026年 5月:基本協定の締結
2026年 9月:売買契約の締結

契約締結後、具体的な改修工事やオープン時期の詳細が明らかになる見通しです。

長らく眠っていた「レトロの巨人」が動き出す今回のプロジェクト。地元・福岡県民にとっても、門司港の風景がどう変わるのか、そしてどのような新しい体験が生まれるのか、大きな関心が集まっています。

関門エリアの活性化にむけた、北九州市の次なる一手から目が離せません。

北九州市 ホームページ

この情報は3月18日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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