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福岡大名ガーデンシティ「照明デザイン賞 優秀賞」を受賞

福岡大名ガーデンシティ「照明デザイン賞 優秀賞」を受賞

久米設計(本社所在地:東京都江東区)は6日、同社が設計した「福岡大名ガーデンシティ」について、照明デザイン賞 優秀賞を受賞したと発表しました。

照明デザイン賞は、光を素材とした、優れたデザイン的内容を持ち、創意工夫に満ちた作品を顕彰するものであり、近年、国内に竣工した空間に対する光環境や照明デザインにおいて、社会的、文化的見地からも極めて高い水準が認められる独創的なもの、或いは新たな照明デザインの可能性を示唆するもので、時代を画すると目される優れた作品を称え表彰するものです。

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福岡大名ガーデンシティ「照明デザイン賞 優秀賞」を受賞

福岡大名ガーデンシティ・タワー
立体的に雁行する多面的な建築フォルムは見る方角や場所・時間で印象が異なります。高さ制限緩和により生まれた頭頂部の外装フィンやガラスのエッジ・コーナーなど、建築を際立てる照明デザインがまちの新たな夜間景観を創出しています。

福岡大名ガーデンシティ「照明デザイン賞 優秀賞」を受賞

ホテルエントランス
瓦をモチーフにした複雑で繊細な表情を照らす光。

福岡大名ガーデンシティ「照明デザイン賞 優秀賞」を受賞

メインストリートから貫通通路を抜け、都会のオアシスへ誘う光。

設計コンセプト

福岡大名ガーデンシティは福岡市中心部の旧大名小学校の跡地活用事業です。

オフィス、ホテル(ザ・リッツ・カールトン)、商業施設を組み込んだ「タワー棟」と、住宅や創業支援施設、地域の公民館からなる「テラス棟」、さらに消防団施設、イベントホール、広場を加えた複合施設で構成されています。

長く地域に親しまれてきた旧小学校のグラウンドを都市に開放された広場として再生し、市民や地域住民、オフィスワーカー、海外からのホテル宿泊客など、多様な人々が集まるグローバルなビジネス環境とクロスカルチャーの拠点となりました。

「タワー棟」の形態は、広場に通じる通路を中心に二つのボリュームに分割し、前後に雁行させることで、都市のアイコンとなる躍動感と象徴性を持たせています。

この形態は、かつて城下町であった大名地区に残る「かぎ型」の町割に由来しており、貫通通路の視認性を高めるとともに、市の中心部である天神からの人々の流れを広場へと導くことで、天神エリア全体の交流と憩いの空間を創出しています。

株式会社久米設計

この情報は6月6日(木)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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