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福岡市科学館ドームシアター プラネタリウム新番組上映決定!

福岡市科学館ドームシアター プラネタリウム新番組上映決定!

福岡市科学館では、同館のドームシアター(プラネタリウム)にて、2024年6月から新番組を上映開始すると発表しました。

上映タイトルは「コズミック・ハーモニー 138億年の響き」です。

138億年前に宇宙が誕生した時、宇宙最初の「音」が響き渡っていました。その「音」は宇宙誕生138億年後の現在、何処で響き渡っているのでしょうか。

立体音響の先駆者・冨田勲さんが奏でた名曲と共にこの宇宙に響き渡る「音」を見つけに行きませんか。

登場する冨田勲の作品
・組曲「惑星」より木星・火星・金星・水星(作曲:ホルスト)
・月の光(作曲:ドビュッシー)
・答えのない質問(作曲:アイヴズ)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(作曲:ラヴェル)
・青い地球は誰のもの2020(歌:カノン 作詞:阪田寛夫 作曲:冨田勲 編曲:津田賢吾) ほか

また、作品のナレーションは、福岡県出身俳優の松重豊さんが担当。優しく包みこむ松重さんの素敵な声をプラネタリウムで楽しんでみてはいかがでしょうか。

冨田勲×没入体験
「自然界では鳥の声や川の音とか色々な方向から聞こえてきて正面がない。だから僕の音楽も正面がないように作っている。」― 冨田勲

サラウンド音源、VRや360°映像、音や映像の没入体験が話題になって久しいですが50年も前から包みこまれるような立体的な音の世界を作り出していた人がいました、音楽家・冨田勲さんです。

シンセサイザーを駆使して生み出した音楽は「トミタ・サウンド」と呼ばれ世界中の多くの人に愛され、日本人として初めてグラミー賞4部門にノミネートされました。

マイケル・ジャクソンが来日した際には「トミタに会いたい!」と冨田家を訪問しました。

冨田さんが作曲した音楽は今現在も多くの人の耳に届いており、NHK「きょうの料理」のテーマ曲や、東京ディズニーシーのエントランスにあるアクアスフィアで流れている立体音響のテーマ音楽は、パークを訪れる人々を楽しませています。

番組概要

▼放映期間
6月5日~9月9日
▼放映時間
約45分
約15分間の今夜の星空生解説+約30分間の番組投映
▼観覧料
全席自由席 大人510円、高校生310円、小・中学生200円、未就学児無料
金額は税込み
▼観覧券
当日9時30分より3階総合案内/チケットカウンターにて販売
▼対象
小学校高学年以上を推奨

上映の詳細、最新の情報などについては、以下の番組紹介ページから確認できます。

コズミック・ハーモニー 138億年の響き

この情報は5月11日(土)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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