福岡市地下鉄では、2022年5月31日より、クレジットカードのタッチ決済機能を活用した鉄道改札機通過に関する実証プロジェクトを実施しており、2023年3月27日より、七隈線延伸開業にあわせて対象駅を全3路線・全36駅に拡大しています。
今回、世界水泳開催前の7月7日から、1日のタッチ決済額を合計した結果640円を超えた場合には、640円までとする新たなサービスを開始すると発表しました。なお、同サービスは鉄道としては全国初となります。
対象となるタッチ決済対応のクレジットカード等(デビット、プリペイド、スマートフォン、ウェアラブル端末含む)を、乗車時及び降車時に対象駅の専用読み取り部にタッチすることで、地下鉄乗車料金の決済が完了します。
決済対象ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVER、銀聯 です。
同一のタッチ決済カード等で福岡市地下鉄を乗車した際の1日の乗車料金合計額が640円を超えた場合、該当する乗車日に対する請求額を地下鉄1日乗車券と同額の640円となります。
注意点として、同一のカード番号かつ同一の媒体で福岡市地下鉄に乗車した場合に限ります。例えば、同じカード番号でも、クレジットカードでのタッチ決済額と、スマートフォンでのタッチ決済額は、媒体が異なるため合算して計算されません。
この記事の内容は、2023年7月1日(土)時点のものです。