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福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

天神一丁目761プロジェクト合同会社(福岡地所、九州電力、九電工で構成される特定目的会社)及び福岡地所は7日、福岡市役所北別館跡地を含む福岡市中央区天神1丁目において推進中の(仮称)天神ビジネスセンター2期計画に関して、計画の概要を発表しました。

福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

なお、同計画は福岡市から「天神ビッグバンボーナス」の認定を受けています。

天神ビッグバン

規制緩和等を活用して民間ビルの建替えを促進することで、天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト。国家戦略特区を活用した航空法高さ制限の特例承認を獲得した機を逃すことなく、様々な施策を組み合わせることで、耐震性が高い先進的なビルに建替えるとともに、みどりや文化、歴史などが持つ魅力にさらに磨きをかけ、多様な個性や豊かさを感じられる、多くの市民や企業から選ばれるまちづくりに取り組むもの。

天神ビッグバンボーナス

天神の魅力向上に資する一定の要件を満たす、魅力あるデザイン性に優れたビルとして認定し、それに応じてインセンティブを付与する制度。

主な特徴

福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

まちに開かれた「アクセラリウム」
地上・地下のバリアフリー化された広場を、地下鉄天神駅や福岡市役所等につながる地下通路と接続することで、回遊性や利便性の向上に貢献。また、地下広場から繋がる7層に及ぶ吹抜け空間「アクセラリウム」を整備し、アクセラリウムに面した各フロアで様々なワーカーサポート機能やアクティビティが発生する場を配置することで賑わいの創出に欠かせない、集客・交流・創造の活性化へと繋げます。

福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

連続する緑化空間
建物の足元部分の壁面の花や緑に加え「都心の森1万本プロジェクト」の主旨を踏まえて広場等にも積極的に中高木やベンチ等を配置し、緑による憩い空間を創出。また、因幡町通りから福博であい通りに繋がる緑化計画とすることで、歩行者目線で緑が連続する緑化空間を創出。建物内部の「アクセラリウム」も積極的に植栽を配することで建物内外での賑わいや緑のつながりを意識した建物計画となっています。

福岡地所が(仮称)天神ビジネスセンター2期計画の概要について発表

アクセス性に優れ、BCP や感染症に対応した次世代オフィス
同計画では、因幡町通り地下通路に直結することで、地下鉄天神駅・西鉄福岡駅へ素早くアクセス出来る利便性・回遊性を確保。また、敷地北側に隣接している天神ビジネスセンターと地下2階及び地上 2 階で接続することで回遊性を高め、地上・地下のネットワーク拡充に貢献します。さらに、オフィスフロアは基準階面積約750坪以上を有し、多様化するワークスタイルに対応するハイグレードオフィスを実現します。

そのほか、オフィス部分についてエネルギー削減量40%以上を達成し「ZEB Oriented」の認証取得を目指すなど、省エネ性能の高いビルとなるほか、建物ボリュームの角を緩やかな曲線で削りとったファサードデザインとすることで、天神の新たなランドマークとなる洗練されたデザインのビルとなります。

建物は、地上18階、地下2階、塔屋2階。建物の高さは約88.2mです。

2023年10月頃の着工が予定されており、竣工予定は2026年6月頃となっています。

福岡地所株式会社

この記事の内容は、2023年6月10日(土)時点のものです。

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