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ガソリン高騰に「EV化」で対抗。福岡のグリーンコープ、燃料代37%削減に成功

ガソリン高騰に「EV化」で対抗。福岡のグリーンコープ、燃料代37%削減に成功

ガソリン価格の過去最高値更新が続く中、私たちの生活に身近な「配送の現場」で変化が起きています。

福岡市に本部を置く 一般社団法人グリーンコープ共同体(以下、グリーンコープ)は、配送トラックの電気自動車(EV)化を加速。燃料コストを月間37%削減するという劇的な成果を上げました。

1リットル190円超え、進む「燃料高騰」への防衛策
今、県内のガソリンスタンドでも価格の上昇が止まりません。2026年3月16日時点の全国平均価格は190.8円に達し、5週連続の値上がりを記録しています。
物流業界全体がコスト増に苦しむ中、グリーンコープがいち早く取り組んだのが「脱・ガソリン」です。

▼現在の導入状況
全配送トラック894台のうち、444台をEVへ切り替え完了
▼今後の計画
2026年度中にさらに206台を追加導入
▼最終目標
2027年までに全車両の100%EV化

同団体では、1日の総走行距離が地球約1周分(約4万km)に達します。この大規模なネットワークをEVへシフトすることで、エネルギー価格に左右されない安定した配送体制を構築しています。

単なるEV化ではない「電気の質」へのこだわり
グリーンコープの取り組みが一般的な企業と一線を画すのは、その「充電内容」にあります。EVを動かす電気そのものを、太陽光、小水力、地熱、バイオマスなど、原発に頼らない発電方法を選択。化石燃料に頼らない自然エネルギーで賄っています。

非化石証書を活用したプランにより、走行時だけでなく発電段階を含めたカーボンニュートラルを追究しています。

福岡から発信する「持続可能な物流」のカタチ
物流の「2024年問題」や燃料費の高騰など、配送を取り巻く環境は厳しさを増しています。その中で、福岡に拠点を置くグリーンコープが示す「燃料費37%削減」という数字は、環境対策が同時に経営の安定化にも直結することを証明しました。

同団体は「安心・安全な食べものを届けたい」という想いを出発点に、2027年の「事業由来のCO2排出ゼロ」実現に向けて、さらに歩みを速めています。

グリーンコープでんき
EVトラック導入の詳細
一般社団法人グリーンコープ共同体

この情報は3月18日(金)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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