
天神の象徴的な商業施設が、大きな転換期を迎えます。
岩田屋三越は25日、「福岡三越」および「ラシック福岡天神」の大規模リモデルを実施すると発表しました。
2026年春から順次改装工事を開始し、2027年秋のグランドオープンを目指すとしています。
今回の大規模改装により、百貨店の専門性と専門店の感性を融合させた「ハイブリッド型」の新たな拠点へと進化。
▼新コンセプト
百貨店(福岡三越)と専門店(ラシック)を融合した「ハイブリッド型」。
▼ターゲット
従来の顧客層に加え、次世代の「こだわり消費」層を強化。
今回のリモデルは、三越伊勢丹グループが掲げる「個客業」への変革を具現化するものです。
従来の不特定多数に向けた販売スタイルから、一人ひとりの価値観やライフスタイルに深く寄り添う提案型ビジネスへの転換へと進みます。
福岡三越では、これまで定評のあった「ウォッチストリート」などの専門性の高いコンテンツをさらに磨き上げる一方で、上層階の「ラシック福岡天神」を拡大。次世代の顧客が持つ「好き」や「共感」といった熱量の高い消費行動に応える専門店ゾーンを拡充。
注目すべきは、今回の改装が営業を継続しながら段階的に進められる点です。
天神の中心地に位置する利便性を維持しつつ、2027年秋の完成に向けて館内の風景が徐々に塗り替えられていくことになります。

詳細なフロア構成や新規出店ブランドについては今後順次発表される予定ですが、岩田屋本店との連携も含め、天神エリアにおける「世界基準の商業施設」としての地位をさらに盤石にする狙いがあります。
天神ビッグバンによる再開発で、新しいビルが次々と誕生する福岡の繁華街。その中で、長年親しまれてきた福岡三越が選んだのは、歴史ある百貨店の信頼感と、現代的な専門店の軽やかさを掛け合わせた「ハイブリッド」な道。
「自分の好き」が集まる場所へ…
2027年秋、私たちの天神での過ごし方が、またひとつ新しくなりそうです。
▶ 福岡三越 ホームページ
この情報は2月25日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。