
柳川市の春の風物詩「お堀開き」に合わせ、これまでにない水上体験が始まります。
2026年3月1日(日)、柳川の掘割(水路)に浮かべて楽しむ可動式の床「掘床(ほりどこ)」のお披露目イベントが開催されます。
地元の水門メーカーや観光協会がタッグを組み、柳川の歴史ある風景を現代的にアップデートする試みとして注目を集めています。


柳川のインフラ技術が集結。水上に浮かぶ「掘床」とは?
「掘床」は、柳川市内に網の目のように張り巡らされた総延長約930kmもの掘割を、より身近に楽しむために開発された「水上のフリースペース」です。
設計・製造を手がけたのは、地元柳川の水門メーカー「乗富鉄工所」。長年培ってきたインフラ技術を応用し、以下の特徴を備えています。



▼高い耐久性
錆びにくい鉄素材を採用
▼変幻自在
用途に合わせて広さを変えられる連結構造
▼緻密な設計
柳川特有の狭い橋の下も通航可能


ただの浮島ではなく、移動や拡張ができる「動くテラス」としての機能が、これまでの川下りとは一線を画す新しい体験を生み出します。
3月1日、1日限定の「水上カフェ」が登場
お披露目となる3月1日は、柳川市弥四郎町の「からたち文人の足湯公園」を舞台にレセプションイベントが開催されます。
当日の目玉は、掘床の上で展開される「1日限定の水上カフェ」です。
水面の揺らぎを感じながら、焚き火で淹れたコーヒーや焼きマシュマロを楽しむなど、日常を忘れるひとときを過ごせます。
また、夕方には掘床がお茶室へと姿を変える「水のうえのお茶会」も予定されており、五感で柳川の魅力を再発見できる内容となっています。
今回のプロジェクトは、企画から造船、デザインにいたるまで、すべてを「地域内」のメンバーで完結させているのが特徴です。
柳川市観光協会の担当者は、「生活に息づく貴重な資源である掘割に、誰もが親しめる仕組みを作りたかった」と語ります。
今後は観光利用だけでなく、水上ヨガや会議、イベントなど、市民の日常に溶け込む多目的な活用が期待されています。
県内からのアクセスも良い柳川。春の訪れを感じるお堀開きの日に、新しい水辺の景色をいち早く体験してみてはいかがでしょうか。
▼日時
3月1日(日)
11:00~18:00
▼場所
からたち文人の足湯公園
柳川市弥四郎町
地図はこちら
▼入場
無料
事前申込不要
▼主な内容
水上カフェ(13:30~)
水のうえのお茶会(16:00~ ※要予約)
アウトドアグッズのポップアップ販売
▼その他
雨天決行(天候により内容変更の場合あり)。
イベントに関する問い合わせは、柳川市観光協会(電話:0944-88-9027)までどうぞ。
この情報は2月20日(金)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。