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東福岡高等学校 – 2025年4月より5コース体制へ

東福岡高等学校 - 2025年4月より5コース体制へ

学校法人 東福岡学園 東福岡高等学校では、高校卒業後の大学や社会とのつながりを見据えて、2025年入学生から目的別にコースを改編・新設すると発表しました。

コース改編・新設について

同校は1955年に東福岡高等学校を開校、今年3月に卒業した67期生の大学進学志望率と大学現役合格率はいずれも90%を超えています。

今後も学園が継続して社会に貢献していくために、時代が要請する教育を追求し、生徒の成長を期する学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」の一環として、2025年度入学生から共学化に加え、目的別にコースを改編・新設することを決定。

2025年度入学生からは、自彊館コース(中高一貫)を含めて5コース体制(フロンティアコース、文理共創コース、医進・サイエンスコース、国際教養コース、自彊館コース)となります。

フロンティアコース

幅広い進路志望を持つ生徒を対象に、さまざまな教科や学校設定科目を通じて、総合的にバランスよく学べる環境を用意したいという想いから、フロンティアコースを設置。

地域や社会とつながる活動やコース独自の学習プログラムを通じて、「自分」という軸を確立するコースです。

<コースの特徴>
① 学ぶ楽しさを知る「アクティブラーニング」
対話的な授業やグループワークなどを通じて、生徒が自ら考え、問題を解決し、知識を吸収することを重視。生徒たちが協力し合い、主体的に学ぶことで、学ぶ楽しさを知り、深い理解を促します。
② 学校設定科目「フロンティア」
将来のキャリアに向けて、自己理解を深め、自分の将来像を描くための重要な時間です。自分自身の興味・関心に気づいたり、価値観を揺さぶられたりする体験を通して、将来の目標について考える機会を得ることができます。
③ 様々な大学入試方式に対応した学習プログラム
生徒たちが多様な入試制度、様々な評価方法に対応できるように、教科の学力はもちろん、適性検査や面接の練習、小論文の指導など大学入試全体をカバーするプログラムを提供。

文理共創コース

このコースでは、文系と理系の枠を超えた探究活動を通じて生徒たちが自ら問いを立て、共創のプロセスに参加する機会を提供。文系・理系の枠を超えて、生徒たちが学び合う文理融合のコースです。

<コースの特徴>
① 文系・理系の枠を超えて取り組む探究学習
2年次から文系と理系の枠を超えて、探究学習を通じて好奇心や創造性を育み、幅広い学びにチャレンジ。単なる知識の蓄積ではなく、現代社会で活躍するための準備をします。
② 異なる考え方を尊重しながら磨く「共創力」
異なる視点やアイデアを取り入れることで、より創造的な解決策が生まれます。互いの考えを尊重し、共に創りあげることで、生徒の成長を促します。
③ フィールドワークや体験を通じて得る深い学び
教科書や授業だけでは得ることが難しい知識や独自の視点に気づいてもらい、社会とのつながりを感じることができる深い学び、そして自己成長や本当の自分に出会えるきっかけをつくります。

国際教養コース

同校の前身は1945年創立の福岡米語義塾にさかのぼります。近年では海外研修プログラムの充実を図るとともに、「生きた英語」をテーマとして、年間を通じて様々な国々の留学生と交流する機会を創出し、校内の国際化を推進しています。幅広く教養を深めるリベラルアーツの考え方と国際性の高さが融合したコースです。

<コースの特徴>
① 日常的な国際交流で養われる国際感覚とグローバル視点
立命館アジア太平洋大学や近隣の元気日本語文化学校との連携により、多くの国・地域からの留学生と交流を定期的に実施。一緒に校外学習に取り組むなどのアクティビティに加えて、対話やディスカッションから互いの考え方の違いに気づいたり、自分の価値観を磨いたりすることができます。
② 諸大学・機関との連携で育む21世紀型スキルと高い教養
コミュニケーション、リーダーシップとフォロワーシップ、マインドセット、論理力と言語化、デザイン思考、プレゼンテーション、金融などをテーマに学びます。
③ 優れた英語力を育む日英バイリンガルプログラム「BASE」
BASE はコース独自の英語学習法です。週4時間以上、ネイティブの先生と実践的な英語を学び、週2時間は英語と日本語の本質的な違いを明らかにしながら、日本人の先生と英語理解を更に深めます。

東福岡高等学校 - 2025年4月より5コース体制へ

学校法人 東福岡学園

この情報は5月23日(木)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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