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利用者を「常に見守る」から、異常の「早期発見」へシフト – 福岡のエートラックが”新たな見守りサービス”開始

利用者を「常に見守る」から、異常の「早期発見」へシフト - 福岡のエートラックが"新たな見守りサービス"開始

エートラック(本社:福岡市博多区)は23日、丸紅ネットワークソリューションズ協業のもと実現した、次世代電源不要の人感センサー「Personal Link(パーソナルリンク)」を開発、サービスの提供を開始したと発表しました。

孤独死・孤立死の実態把握のため、警察庁が初めて集計し、2024年1月~3月に一人暮らしの自宅で亡くなった65歳以上の高齢者が約1万7千人確認されました。

2025年になると団塊の世代が75歳以上となり、4人に1人が高齢者の時代がやってきます。

孤独死・孤立死の死因として心筋梗塞など突発的な疾患が主なため、前日までは元気だった方などは発見されるまでに時間がかかってしまい、発見されたときに腐敗が進んでいるなど少なくありません。

パーソナルリンクは、トイレに人感センサーを設置するタイプです。24時間トイレに来ないことで異常を感知してくれ、登録した関係者に連絡がいきます。

また、骨折やぎっくり腰など動くことが困難になった場合の助けにもなります。

一人暮らしでいつどうなるかわからない不安を本人だけではなく、離れて暮らしている家族に対しても、その不安も和らげてくれるサービスとして展開されます。

なお、賃貸アパート、マンションオーナーや不動産管理会社、公営住宅などとの包括契約も準備しているとのことです。

特長

配線不要
自己発電、超低消費電力、無線技術の組み合わせにより配線が不要。
電源工事不要
運動、光、温度といった環境エネルギーの利用により電源が不要。
保守不要
配線や電源が不要になることで移設や交換といった作業が不要。

運用にかかる費用ですが、初期費用は無料、レンタル契約となり、月々税込3,300円~で、最低利用期間は3年間~です。

Personal Link 公式サイト

この情報は5月23日(木)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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