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締め込み姿の競り子達が激しい争奪戦、筥崎宮「玉取祭(玉せせり)」1月3日に開催

2024年1月3日(水)13:00より、日本三大八幡の一つで放生会でも有名な筥崎宮(福岡市東区箱崎1-22-1)で、神事「玉取祭(玉せせり)」が開催されます。

京都の石清水・大分の宇佐とともに日本三大八幡宮の一社に数えられる筥崎宮で毎年、盛大かつ厳重に行われている神事「玉取祭」。

別名「玉せせり」といい、全国に知られる祭り(九州三大祭)の一つです。起源は定かではありませんが、約500年前の室町時代に始まったとされています。

13:00からの玉洗い式にて祓い清められた陰陽2つの木玉は、東側に約250m離れた場所にある末社玉取恵比須神社に運ばれます。ここで祭典の後、陽の玉は裸に締め込み姿の競り子達に手渡され祭典開始となります。

この玉に触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれており、締め込み姿の男衆が勢い水を浴びながら、陽の玉をめぐって激しい争奪戦を繰り広げ、本宮に向かって競り進みます。

やがて楼門に待つ神職の手に渡され、陰陽2つの玉が再び揃って神前に納まり、めでたく神事は執り納めとなります。陸側と浜側に分かれた玉の争奪戦は、一年の吉凶を占う意味合いもあり陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれば豊漁といわれています。

※玉せせりの写真撮影をされる皆様へ、参拝者の安全確保の為、報道関係者以外、脚立・踏み台及び類似物の持ち込み、使用を禁止します。

▶ 筥崎宮

この情報は2023年12月29日(金)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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