母子モ社が運営する母子手帳アプリ「母子モ」が福岡県大野城市にて本導入され、「おおのじょう子育てナビ」として2023年12月1日(金)より提供がスタートしました。
大野城市では、出産前の保護者を対象に、妊婦体験ジャケットの着用や助産師によるお産のメカニズムについての講話など、出産・育児についての講義や実技練習、体験ができる「すくすく子育て教室(両親教室)」や、乳幼児とその保護者を対象に育児、成長発達、離乳食、予防接種など子育てに係る疑問や悩みなどを保健師、助産師、栄養士、心理士に無料で相談可能な「すこやか育児相談」を実施しています。
また、乳児がいる家庭に絵本とバッグをプレゼントし、絵本の読み聞かせを通して親子のふれあいの時間をつくる「ブックスタート」など、子育て世帯と子どもの成長を見守る施策が充実しています。
今回、市の取組みを子育て世帯にもっと便利に活用してもらうために、母子手帳アプリ「母子モ」を導入し、さらに母子健康手帳交付時の面談や、すこやか育児相談の受付を「母子モ」を通じてアプリから予約することができる「オンライン予約サービス」の提供を開始します。
大野城市に採用された「おおのじょう子育てナビ」は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスです。
妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報を知らせるなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、「オンライン予約サービス」の提供開始により、子育てに係る手続きを「母子モ」を通じてアプリから予約することが可能となり、妊婦や子育て世帯の負担を軽減するとともに、便利で安心・安全に出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
この情報は2023年12月4日(月)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。