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ブルーエゴナク「ここは彼方(Here Is Beyond)」『波間』北九州公演

ブルーエゴナクでは、THEATRE E9 KYOTO アソシエイト・アーティストとして2度目の公演となる『波間』を、2023年12月1日(金)~12月3日(日)まで京都・THEATRE E9 KYOTO にて上演。

2023年12月9日(土)~12月10日(日)まで枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8-26)にて上演します。

ブルーエゴナク
THEATRE E9 KYOTO アソシエイト・アーティスト公演
シリーズ「ここは彼方(Here Is Beyond)」『波間』

作・演出 穴迫信一
出演 野村明里 今村逹紀 重実紗果 筒井茄奈子

穴迫信一コメント
アソシエイト・アーティストとして「Here Is Beyond」という3年間のテーマを設定した。これは現実と虚構をそのように二つに区分するような悠長なことはもう出来ないという、自分なりの今の時代に対しての焦りや深刻さではあったのだけど、同時に〈現実と虚構の重なり合った部分の音を聴く〉ということに常に関心を持って創作を続けて来た個人的なクリエイティビティに支えられていたということを、1年目の『Doudemoii shi』を作って再確認した。では、現実と虚構に区分は無く、それは波間のようにうねりとうねりが生み出す常に揺らぎ続けているものだとして、今日の私たちがTHEATRE E9 KYOTOという現実の劇場で何をフィクションすべきか考えることを、本作の出発点としたい。その辺りをうろうろしている。波の音は聴こえ始めている。

■アソシエイト・アーティストとしての3年間のテーマ
「ここは彼方(Here Is Beyond)」
今日の世界では先の見えない時代が到来し、フィクションのような日常が訪れています。今や、ここ(現実)と彼方(フィクション)を明確に区別する術は無く、それは演劇作品の制作においても逃れられない感覚です。Here and BeyondではなくHere Is Beyondの視点で、現実とフィクションの関係を描きます。

■公演詳細
日程:2023年12月9日(土)15:00- / 19:00- 10日(日)14:00- 全3ステージ
*受付は開演の45分前。開場は開演の30分前。
*全席自由席 *未就学児入場不可
*車椅子のお客様egonaku@gmail.com(制作部)まで事前にご連絡ください。
会場:枝光本町商店街アイアンシアター(北九州市八幡東区枝光本町8-26)
料金:一般前売 2,500円 U24前売 2,000円
高校生以下1,000円[ 一般・U24当日料金500円増 ]
*アフタートークゲスト
12月9日(土)15:00 高野桂子(PUYEY代表)
12月9日(土)19:00 泊篤志(飛ぶ劇場代表)

■チケット
チケット取扱い
・チケットぴあ <事前精算>
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2338805
Pコード:522699
・CoRich舞台芸術! <当日精算>
https://stage.corich.jp/stage_main/263283

■スタッフ(予定)
作・演出:穴迫信一
舞台監督:森田正憲(株式会社F,G,S,)
音響  :甲田徹
照明  :魚森理恵
衣装  :岡藤隆広
稽古撮影・公演撮影:脇田友(スピカ)
イラスト:POOL
デザイン:SUIMIN TAPE
制作  :合同会社kitaya505 ブルーエゴナク
主催・企画製作:ブルーエゴナク
共催  :THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
助成  :公益財団法人セゾン文化財団 京都芸術センター制作支援事業
北九州市文化芸術活動支援事業2023 THEATRE E9 KYOTO 第3期アソシエイト・アーティスト

■感染症対策について
37.5°C以上の発熱、全身倦怠感、嗅覚障害などの症状がある方は、来場を控えてください。マスクの着用、受付時の検温、手洗いや手指消毒の協力をお願いします。差し入れ、面会などは遠慮いただいております。その他、本公演は各会場の「施設利用ガイドライン」に基づき、感染拡大防止対策を講じて上演します。

■ブルーエゴナク
穴迫信一を中心に北九州を活動拠点とした劇団として2012年に結成。北九州と京都の二都市を拠点に、普遍的かつ革新的な演劇作品の創作をコンセプトに活動。リリックを組み込んだ戯曲と、発語や構成に渡り音楽的要素を用いた演出手法を元に、〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。これまで劇場をはじめ、商店街の路上、ショッピングモール、全長60メートルのモノレール車内など多彩な場所で演劇を製作する。拠点となる北九州では、劇団として年数本の作品を発表するかたわら、北九州芸術劇場とパートナーシップを組みながら「モノレール演劇シリーズ」の製作を担う。2018年、ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU”に選出され『sad』を上演。2020年、豊岡演劇祭2020フリンジプログラムでは豊岡市竹野町に滞在し、現地の盆踊り振興会の伴奏のもと『ザンザカと遊行』を上演。2021年、TOKAS OPEN SITE 5ではオーディオ作品〈Coincideaudio〉として『Coincide 同時に起こること』を発表。近年は、モノローグやコント的掛け合いにおける台詞を音楽的に捉え直し、シーンの音楽性を出発点に物語を発生させる手法で演劇的パフォーマンスを実践している。代表であり劇作家・演出家の穴迫信一がセゾン文化財団セゾン・フェローΙ、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師、THEATRE E9 KYOTO第3期アソシエイト・アーティスト等を務める。

▶ ブルーエゴナク公式X

この情報は2023年11月20日(月)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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