新しい大丸、称して「ニューマル」。これからのトレンドや消費をけん引するZ世代と創業70周年を迎える博多大丸が、“ノーマルでもなくフォーマルでもない、新しい世代の若者と新しい大丸を提案する”ために始まったプロジェクトを展開。
「大人にとってのなつかしさは、若者たちの新しさ」。今回は福岡デザイン専門学校でデザインを学ぶ学生と博多大丸が協働し、地元企業の魅力的な商品のパッケージやポスターのデザインを新しく考案。
さらに会期中は学生も店頭に立ち、デザインした商品の魅力を伝えながら売り方・伝え方を考えます。
会期は、2023年11月1日(水)~11月7日(火)、場所は地下2階 南側連絡通路です。
プロジェクト概要
これからのトレンドや消費をけん引するZ世代。
百貨店や商品提供業者の中にはZ世代に注目している企業も多くありますが、それ以前の世代との価値観の違いの大きさから、企業はそのインサイトを捉えることに悩みを抱えています。
博多大丸は“ノーマルでもなくフォーマルでもない、新しい世代の若者と新しい大丸を提案する”プロジェクトを2023年5月に始動し、福岡デザイン専門学校でデザインを学ぶ学生とともに地元企業の魅力的な商品のパッケージやポスターなどデザインを新しく考案。
取組み例
江崎製麺 棒状ラーメン
筑後地域の人たちソウルフードとして約60年間愛されてきた棒状ラーメン「八女福島ラーメン」。
インスタントラーメンマニアの間では、その美味しさと購入できる場所が限定されていることから「幻のラーメン」と呼ばれ親しまれています。
Z世代の学生たちは、江崎製麺の棒状のインスタントラーメンに「なつかしさ」を感じていました。それと同時に、昭和レトロな「なつかしさ」を「新しさ」として捉えてデザインを考えました。
その新しい「なつかしさ」を購買者に共感してもらうために、学生たちは「初恋」をキーワードに商品デザインを実施。
ラーメンでは珍しい横型のパッケージは、往年の映画のような世界観を今の若者の感性で表現しています。
付録として同封してある「初恋とラーメン」を題材にしたプチ小説も甘酸っぱいアクセントになっています。
この情報は2023年10月20日(金)時点のものです。