福岡のニュース

混雑や営業状況をLINE公式アカウントで表示「長浜屋台街DXプロジェクト」スタート

LINE Fukuoka株式会社(福岡市博多区)は、福岡市と共働し、福岡市中央区長浜の屋台街で、LINEを活用した「長浜屋台街DXプロジェクト」を2023年6月30日(金)より始動しました。

屋台に設置されたAIカメラが屋台内の客数を把握し、混雑度合いをLINE公式アカウント上に表示する取り組みなどを行います。福岡市が運用する屋台のLINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」を活用します。

■「長浜屋台街DXプロジェクト」概要
1955年ごろに誕生したとされる長浜の屋台に、デジタル技術を融合させ、新たな歴史と文化をつくることを目指すプロジェクトです。福岡市の中心部から離れた長浜屋台街を、市民や観光客に便利に効率よく楽しんでもらうことを目的に、屋台の混雑度合いや営業状況を、AIカメラやIoT機器を活用してLINE公式アカウント上で可視化する実証実験を行います。LINEを使ったスタンプラリーも実施します。

■ AIカメラを活用した混雑状況の可視化
屋台内に設置されたAIカメラが、3分ごとに屋台内の画像を撮影・解析し、客数を数えて混雑状況を判断し、LINE公式アカウント上で混雑度合いをアイコンで表示します(※1)。利用客は屋台の状況をリアルタイムで確認できるため、スムーズに屋台を利用できます。

・導入屋台名:明太中毒
・実証実験期間: 2024年3月31日(日)まで(予定)

※エコモット株式会社が提供するシステムを採用。本システムで撮影される画像はすべて静止画で、客数カウントのみに使用されます。同社のサーバー上では最新画像のみ保管され、それ以外の画像は削除されます。AIカメラで撮影された画像がLINE公式アカウント上に表示されることはありません。撮影画像を、LINE Fukuokaが保持することはありません。屋台内にはAIカメラによる撮影中であることを周知するステッカーを掲出します。

■IoT機器の活用による営業状況の表示
屋台内に設置されたIoT機器に電源が入ると、自動的に屋台のLINE公式アカウントのシステムが感知し、「まもなく営業開始」や「営業中」などの3つの営業状況がLINE公式アカウント上に表示されます。

・導入屋台:長浜屋台街の全9軒
・実証実験期間:2024年3月31日(日)まで(予定)

■LINE公式アカウントでおすすめメニューの表示(英語対応)
屋台のLINE公式アカウントのリッチメニューに屋台検索のタブを設けました。検索をタップすると、長浜屋台街の屋台一覧が表示され、さらに屋台名をタップするとそれぞれのおすすめメニューや料金などが表示されます。リッチメニューには英語に切り替えるタブもあり、英語話者にも対応しています。

■LINE公式アカウントのショップカードを活用した「スタンプラリー」
長浜屋台街で飲食した人は、各屋台に掲示されている二次元コードを読み取ってポイントを獲得できます。1回の屋台利用(1ポイント)で限定ステッカーを、3回の利用(3ポイント)で、おすすめの一品がもらえる特典チケット(長浜屋台街利用限定)がもらえます。

・実施期間:2023年10月31日(火)まで

福岡!新屋台 LINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」
ID:@fukuokacity_guide
友だち追加リンク: https://lin.ee/qLkdDLs

▶ LINE Fukuoka株式会社

この情報は2023年7月20日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top