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津屋崎在住の肥前磁器作家・藤吉憲典さんの展覧会『藤吉憲典個展 陶芸彫刻書画』開催

2023年7月19日(水)~7月25日(火)までの期間、福岡市博多区の博多阪急にて、福津市津屋崎在住の肥前磁器作家・藤吉憲典さんの作品を紹介する展覧会『藤吉憲典個展陶芸彫刻書画』が開催されます。

肥前磁器とは、北部九州の肥前地域で培われた文化と技術による焼き物の総称で、その起源は江戸時代の1600年代初めに遡り、400年以上の歴史があります。
藤吉さんは、1997年、佐賀県江北町の花祭(はなまつり)に「花祭窯」を創業。2012年に津屋崎に拠点を移し、江戸時代の陶工が手がけた古伊万里、鍋島、柿右衛門といった肥前磁器の名品を師とし、当時の意匠の再現と新たな価値の創造を目指して、形づくりから絵付けまで全て一人で行っています。

2022年からは、幼少期より嗜み陶芸家としての技芸の基礎にもなった書を、アート作品として発表開始。本展覧会では「陶芸彫刻書画」のボーダレスな作品が並びます。

「制作活動拠点である福岡で、まとまった数の作品をご覧いただくことが出来る初めての機会となります。ぜひお気軽にご来場ください。」と語る藤吉さん。“伝統の継承を、生きた個性で形にする” 独自の表現世界を、ぜひ会場にてお楽しみください。

『藤吉憲典個展 陶芸彫刻書画』
■日 時:2023年7月19日(水)~7月25日(火)10:00~20:00
※最終日のみ 17:00閉場
■会 場:博多阪急 3 階 特別室(福岡市博多区博多駅中央街1番1号)
■入場料:無料

藤吉憲典さん プロフィール

■略歴
1966 年 熊本県玉名市生まれ
1984 年 佐賀県立有田工業高等学校デザイン科卒業
1997 年 佐賀県江北町に花祭窯開窯
2012 年 福岡県福津市津屋崎に工房移転、現在に至る。

■最近の主な展覧会
2019 年 THE ANIMAL BOXES of KENSUKE FUJIYOSHI(ロンドン Sladmore)
2020 年 日本現代陶芸の逸品鑑賞体験会(上海 BAOKU CULTURE GALLERY 黒田陶苑)
2021 年 藤吉憲典 陶展(西麻布 桃居)
2021 年 藤吉憲典個展-古伊万里の変遷と未来(福岡アジア美術館)
2022 年 藤吉憲典個展-なつ そめつけ-(銀座 黒田陶苑)
2022 年 NEW PORCELAIN SCULPTURE by Kensuke Fujiyoshi(ロンドン Sladmore)

■メディア
2021 年 NHKBS プレミアム『美の壺』File543「青と白の粋 染付の器」
2022 年『婦人画報』1 月号「祝いの器」(世界文化社)
2023 年『炎芸術』No.153「染付 憧れの青」(阿部出版)
2023 年『Homes & Antiques』8 月号「Heirloom of the Future」(Our Media Ltd, UK)

公式サイト 

この情報は2023年7月20日(木)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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