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児童養護施設 福岡育児院、新築改築プロジェクト、クラファンスタート

福岡育児院は、子どもたちが一つの施設で集団生活を送る大舎制の児童養護施設です。36人が暮らす本体施設と2つの地域小規模施設を運営しており、子どもたちはさまざまな理由により親元を離れて、施設職員とともに過ごしています。

福岡育児院では現在、より家庭的な生活の場を子どもたちに提供するための新築工事と、老朽化した本体施設の改修工事を計画中です。

新たに建設する施設では、子どもたち一人ひとりの個室を配備し、生活単位を小規模化することで家庭に近い環境を実現し、子どもたちへきめ細かな支援を行っていきます。

また、改修後の本体施設は、保護者の病気や事故などのやむを得ない理由により、子どもを一時的に預かる「ショートステイ」や、虐待などで緊急の保護が必要な場合の「一時保護」拠点とし、地域の皆さまからの要請に応えながら、子どもたちを救うための体制を整えます。

福岡育児院では、職員も子どもたちもさまざまな工夫・節約をしながら過ごしていますが、新築・改修工事のためには多額の資金を必要としております。趣旨を理解いただき賛同いただけましたら、建設資金への協力をよろしくお願いします。

施設の運営資金は、『措置費』という国や県や市からのお金によって賄われています。措置費は、食費や被服費などの一般生活費や、学費・教材費などの教育費といった具合に、使いみちが細かく定められています。

福岡育児院では、措置費に基づいて、職員も子どもたちも工夫・節約をしながら過ごしていますが、子ども達にさまざまな支援を行うには、決して十分とはいえません。

そのような中で、建て替えの費用も捻出するとなるとさらに難しいものがあります。運営努力により建て替え資金の積み立てを行ってきましたが、それでも2,500万円ほど不足しており、皆様にお力を貸していただきたく、クラウドファンディングを立ち上げました。

▶ 児童養護施設 福岡育児院|子どもたちを救いたい!新築改築にご支援を

この情報は2023年6月29日(木)時点の内容です。

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