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ハローデイがAIで残業1割減。福岡の“いつものスーパー”が静かにアップデート中

ハローデイがAIで残業1割減。福岡の“いつものスーパー”が静かにアップデート中

福岡の人にはすっかりおなじみのスーパー ハローデイですが、その裏側で、実は働き方が大きく変わっています。

全49店舗でAIを使った発注システムを導入したところ、残業時間が約1割カット。店舗で働く人たちの負担が軽くなり、私たちが買い物する“あの棚”にも、ちょっとしたプラスの変化が生まれているそうです。

ハローデイが、日立製作所と一緒に新しいAI発注システムを導入したのは今年6月のこと。

天気や曜日、イベントなどに左右されやすい「いま何が売れるか」をAIが予測し、必要な数を自動で発注してくれる仕組みです。

その結果、8月には全店舗の残業時間が前年同月より7.9%減少。トータルでは1か月で6,800時間以上の労働時間がカットされたそうです。

働くスタッフの負担が軽くなるだけでなく、発注のやり方が店舗ごとにバラバラだった問題も解決。人時生産性も8.4%アップ。

食料品の発注は、経験や勘に頼る部分も多く、担当者にとってはプレッシャーの大きい仕事です。「在庫を切らしたくない」「売りすぎてもロスにつながる」など、調整が難しい場面も多いはず。

さらに、今回のAI導入で、欠品の割合が、これまでと比べて約7%減少するという成果まで出ているとのことです。

もちろん、変化は店舗の外、つまり私たちにも関係があります。週末のまとめ買いの途中で、「あれ、品切れか…」という残念な瞬間が少し減るかもしれません。

いつもの棚にいつもの商品がそろっている。その“当たり前”を支えているのが、実はこうしたデジタル化の取り組みです。

このAI発注システムは、今後「ボンラパス」にも広がる予定です。また、生成AIを使ってさらに精度を高めたり、店舗スタッフをサポートするチャットボットを導入したりと、スーパーのDX(デジタルトランスフォーメーション)はこれから一段と進化していく見込みです。

「買い物は毎日のことだからこそ、ちょっとでも便利になるとうれしい。」そんな声に応えるように、地元スーパーが静かに未来へ向けて歩み始めています。

ハローデイがAIで残業1割減。福岡の“いつものスーパー”が静かにアップデート中

株式会社 日立製作所

この情報は12月10日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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