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全国シニア「噛む力」ランキング 福岡県は第2位、ガムを噛むことがオーラルフレイル対策の一助に!

株式会社ロッテは、2月1日の「フレイルの日」に先駆け、高齢者の「噛むこと」の実態について調べるため、47都道府県毎に65~80歳男女50名ずつを対象とした、全国シニア「噛む力」調査を実施しました。その結果、福岡県が第2位という結果になりました。

口の機能が衰えた状態であるオーラルフレイルに陥ると、介護リスクや死亡リスクが高まりますが、「噛むこと」はオーラルフレイルの予防の一助になると報告されています。全国シニア「噛む力」調査ランキングで1位に高知県(偏差値:77)、同率2位に埼玉県、兵庫県、福岡県(偏差値:69)
、同率5位に新潟県、富山県、静岡県(偏差値:62)がランクインしました。

<シニア「噛む力」調査における「噛む力(かむりょく)」とは>
本調査における「噛む力」とは、高齢者の①「よく噛むこと」に対する意識、②夕食時一口あたりの咀嚼回数や食事時間等に関する行動、③オーラルフレイル状態のチェック、主にこの3要素で構成された質問の回答結果を集計し、ロッテ「噛むこと研究部」が健康面において好ましいとされる順序に点数を割り振り、偏差値で算出した結果です。

<「オーラルフレイル」とは>
「オーラルフレイル」は、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。健康と機能障害との中間にあり、可逆的であることが大きな特徴の一つです。「オーラルフレイル」の始まりは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすく、気が付きにくい特徴があるため注意が必要です。

噛むこと研究室ホームページ 

この情報は2024年2月3日(土)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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