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この夏最後の満月!最も大きく明るい最高の「スーパーブルームーン」を見よう

今週、今年見える満月のうちで最も大きな「スーパームーン」を見よう

2023年8月30日(水)深夜から31日(木)の明け方にかけて夜空に昇る満月は、今年の満月の中で最も大きな「スーパームーン」となります。

スーパームーンは、専門的には「近地点満月」または「近地点惑星直列」と呼ばれています。

月が地球を公転する軌道はわずかに楕円であるため、地球に接近して離れるサイクルが毎月繰り返され、地球と最接近する点は「近地点」、そして最も離れる点は「遠地点」となります。

米航空宇宙局(NASA)の名誉宇宙物理学者フレッド・エスペナック氏は、スーパームーンの定義を「月が近地点と遠地点との間の距離の90%以上まで地球に近づいた状態で起きる満月」としています。

つまり、月が地球に最も接近したタイミングで満月を迎えるのがスーパームーンです。

なお、今月は、満月が8月2日と31日の”2度”巡ります。同じ月に訪れる2度目の満月のことを「ブルームーン」と呼ばれており、スーパームーンとあわせて「スーパーブルームーン」が、2023年の夏夜のフィナーレを飾ります。

ちなみに、完全な満月を迎えるのが8月31日(木)午前10時35分ですので、前日の30日(水)の深夜においても、かなり満月に近いスーパーブルームーンが観測できます。

このページの情報は、2023年8月27日(日)時点のものです。

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