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「博多祇園山笠」4年ぶり通常開催へ、櫛田神社では縁起物の準備大詰め

博多伝統の夏祭り、「博多祇園山笠」は4年ぶりに通常開催されます。これを前に福岡市の櫛田神社では縁起物の準備が大詰めを迎えています。

博多伝統の夏祭り、「博多祇園山笠」は、ことしは4年ぶりに制限なく通常どおり開催されます。福岡市博多区の櫛田神社では9種類の縁起物を用意するということで神職とみこが仕上げの作業を進めています。

このうち「お汐井てぼ」は、身を清めるために体にかける砂を入れる竹製のかごです。9日は、これに「紙垂」と呼ばれる金色の紙を結んでいました。また、ことしの櫛田神社の飾り山笠の題材は歌舞伎で、絵馬にも同じ絵柄がデザインされています。

神職たちはひもを通して完成させ箱に詰めていきました。神社ではことしは観光客の増加を見込んで去年より縁起物の数を1000個ほど増やし、およそ1万個準備するということです。

新人の神職、伊高恭平さんは、「縁起物を多くの人に持ってほしいと思います。手に取った人にことしの縁起物はこのような感じなのだと楽しんでもらいたいと思います」と話していました。縁起物は10日から櫛田神社で販売されます。

▶ NHKNEWSWEB

この情報は2023年6月10日(土)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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