佐賀県唐津市の映画館「シアターエンヤ」が主催するクリエイター育成アワード『唐津演屋祭』の 3回目となる開催が決定。現在、参加作品を募集中です。（6月11日まで）

この『唐津演屋祭』は、「コロナ禍の中で、少しでも明るい話題の創出とクリエイターの人材育成の支援を推進したい!」という思いから、2021年5月に初開催された映画祭で、唐津の地方創生に寄与することも開催目的の一つです。今年は7月22日（土）・23日（日）に開催され、ノミネート作品の上映後、金銀銅賞を発表。金賞には副賞として最高 20 万円の賞金が贈呈されます。

今回はゲスト審査員として、『MOTHER マザー』『星の子』『グッバイ・クルエル・ワールド』など、数々の話題作を世に送り出し続けている大森立嗣（オオモリタツシ）監督と、第 2 回に引き続き、『６４ ロクヨン 前後編』『夕方のおともだち』『TOCKA タスカー』など、数多くの作品を手掛けている映画プロデューサーの浅野博貴（アサノヒロタカ）氏を迎え、全国から集まった映像作品の選考が行われます。

公募テーマは「進化」。コロナ禍を越えて見えてきた、“進化” のカタチをぜひ、映像作品として表現してください。『第 3 回 唐津演屋祭』作品募集
■応募条件
①テーマ:「進化」
②映像時間:20 分程度
③形式:自由（セリフの有無、音楽の有無、脚本の有無などの書式は自由）
④応募者の年齢制限:無し
⑤応募者の所在地や国籍の制限:無し
⑥映像製作年月日:2021 年以降に制作した作品
⑦映像内に他者が権利を保有する著作物を使用する場合は、確実に権利処理をしていること

■公募期間
2023年6月11日（日）まで

■審査期間
2023年6月12日（月）～6月18日（日）

■ノミネート作品発表
6月19日（月）に「唐津演屋祭」HP にてノミネート作品を発表予定です。金銀銅賞の発表は、7月22日（土）・23日（日）に開催します「唐津演屋祭」にて、ノミネート作品の上映後に発表します。

■賞金
金賞:20 万円／銀賞:10 万円／銅賞:5 万円

■応募方法
映像の提出については、本年度より現物提出およびデータ送信は廃止しております。YouTube の限定公開や Vimeo など、クラウド上に保存先のリンク先をご教示いただいておりますので、予め了承ください。また、映像を観る際にパスワードがある場合は、パスワードも記載ください。
■大森立嗣監督
1970 年東京生まれ。父は俳優、舞踏家の麿赤兒、弟は俳優の大森南朋。荒井晴彦監督、阪本順治監督、井筒和幸監督などの助監督を経て、01年自らプロデュースし、出演した『波』（奥原浩志監督）で第 31 回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞“NETPAC AWARD”を受賞。05年荒戸源次郎のプロデュースにより、『ゲルマニウムの夜』を初監督。

第15 回日本映画プロフェッショナル大賞新人賞。10 年『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で第 60 回ベルリン映画祭フォーラム部門正式招待作品、第 51 回日本映画監督協会新人賞受賞。11 年『まほろ駅前多田便利軒』キネマ旬報ベストテン４位、13 年『ぼっちゃん』第 23回日本映画プロフェッショナル大賞作品賞。『さよなら渓谷』第 35 回モスクワ映画祭審査員特別賞、第56 回ブルーリボン賞監督賞受賞。

『かなたの子』（WOWOW）が放映、14 年『まほろ駅前狂騒曲』、16年『セトウツミ』が公開。17 年『光』第 12 回ローマ国際映画祭オフィシャルセレクション上映。18 年『日日是好日』第 43 回報知映画祭監督賞。19 年『母を亡くしたとき、僕は遺骨を食べたいと思った。』『タロウのバカ』が公開。20 年『MOTHER マザー』が第 75 回毎日映画コンクール日本映画大賞、『星の子』が第 30 回日本映画批評家大賞を受賞。22 年『グッバイ・クルエル・ワールド』が公開。 ■浅野博貴プロデューサー
1949 年生まれ。芸能プロダクション、及び、映画の配給も行う T-artist（ティー・アーティスト）の代表。映画プロデューサーとして、『モルエラニの霧の中』『赤い雪 Red Snow』『菊とギロチン』『６４ ロクヨン 前後編』『夕方のおともだち』『ホテルアイリス』など、数多くの作品を手掛ける。プロデュースを手掛けた 2作品、22年『ワタシの中の彼女』、23 年『TOCKA〔タスカー〕』がそれぞれ公開。

■「唐津演屋祭」HP
https://theater-enya.com/awards/
■「シアターエンヤ」公式サイト
HP:https://theater-enya.com/awards/

この情報は2023年5月10日（水）時点の内容です。最新の情報は公式サイトなどにて確認をお願いします。