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うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

地域文化商社うなぎの寝床(本社:福岡県八女市)では、2023年3月26日(日)、福岡都心部へ2店舗目の開業となる「うなぎの寝床 アクロス福岡店」をオープンしました。

アクロス福岡・匠ギャラリー内の物販店舗として、国・県指定の伝統工芸品ラインナップをさらに充実させながら、その他の多種多様なものづくりについても取り扱うことで、現代の暮らしに、また未来につながっていくようなものづくりのあり方を紹介する場として展開されます。

同店では、久留米絣をつかったうなぎの寝床のオリジナルMONPE(もんぺ)をはじめ、博多張子の人形や博多織の技術を使ったバッグなど、多様なものづくりを紹介するとともに、その作品・商品を購入できる店舗となっています。

うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

また、国指定の伝統工芸品(経済産業大臣指定伝統的工芸)7品目、県指定の伝統工芸品(福岡県知事指定特産民工芸品)35品目(2023年2月現在)とされている福岡県の民工芸品も、順次取り揃え紹介していく予定とのことです。

今回のリニューアルオープンを記念して、初日となる26日から4月2日までの毎日、匠ギャラリーへの来場者先着111名限定に、オリジナルのノベルティをプレゼント。匠ギャラリー1階に新設されるカフェ「&LOCALS」の人気商品「たわわ 塩キャラメル」(福岡県産や九州産の厳選した素材を贅沢に使った米菓子)を、うなぎの寝床が厳選した久留米絣の布で包んだ、この期間だけのオリジナルノベルティとなります。

営業時間:10:00~19:00、定休日:火曜 ※年末年始休業は12/29~1/3を予定。

新商品の一部

博多張子「男だるまと姫だるま、虎の張子」

うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

江戸から続く博多張子の5代目の職人・三浦隆さんが作る博多張子は、上方関西から全国へ伝わり各地で地域独自のものへ発展し、福岡・博多には江戸中期に関西の人形師により伝えられたといわれています。

博多の祭り・風習と結びついた様々な張子、例えば商売繁盛の十日恵比寿神社のだるま「福おこし」や、端午の節句の「首振り虎」などがあります。

粘土を素焼きした土型や木型に和紙と新聞紙を張り重ね、乾燥後に型から外し、粉ニカワで張り合わせ、下塗り・絵付けをして仕上げ、八女和紙を使い最後に金粉をまぶすのが特長。

三浦さんは、墨汁、アクリル絵の具やニス、強化プラスチック型など作る道具や材料も時代に合わせて更新しながら、一つ一つの手作業を丁寧に行っています。

西村織物「おたいこバッグ」

うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

帯の美しさと丈夫さを兼ねたバッグ。帯を制作する際に、本物の帯と変わらない品質ですが製品にならないサンプルや織り出しなどと呼ばれる生地が発生します。その生地を帯巾なりに生かして、和装から着想を得た日常使いできるバッグです。

ストラップもオリジナル、帯を織る技法のひとつで袋状に織り上げています。

お太鼓バッグは帯の柄やパターンはさまざまでひとつひとつ柄の出方が異なり、同じデザインのバッグは生まれません。本物の絹の質感や博多織の特徴であるしなやかな風合いと丈夫さ、博多帯の着物文化に触れられます。

うなぎの寝床 アクロス福岡店、福岡都心部へ2店舗目のオープン

地域文化商社 うなぎの寝床 公式サイト

この記事の情報は2023年3月26日(日)現在のものです。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。

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