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直方市 – チューリップフェアの「駐車場渋滞」が消える?スズキの電動台車とAIで挑む最新実験

直方市 - チューリップフェアの「駐車場渋滞」が消える?スズキの電動台車とAIで挑む最新実験

直方市の春の風物詩「のおがたチューリップフェア」。毎年多くの人を悩ませてきた「河川敷駐車場の入庫待ち渋滞」を解消するため、全国でも類を見ないハイテクな実証実験が行われます。

▼場所
直方市河川敷エリア
ハローワーク下駐車場
▼日時
2026年4月5日(日)
▼内容
AIカメラと「動く基地局」で入庫時の停車時間をゼロへ
▼目的
渋滞による周辺住民への負担軽減と、観光の快適性向上

なぜ「渋滞」は起きるのか?原因は「現金の受け渡し」
遠方からも多くの観光客が訪れるチューリップフェアですが、これまでは臨時駐車場の入口で「現金の支払い」や「誘導員とのやり取り」のために車両が一時停止し、それが後方の長い車列(渋滞)を招いていました。
今回の実験では、最新テクノロジーを駆使して「入口での停車」そのものをなくす仕組みを検証します。

今回の取り組みで注目すべきは、大手自動車メーカーの「スズキ」と通信スタートアップ「PicoCELA(ピコセラ)」らがタッグを組んだ点です。

多目的電動台車『MITRA』に無線基地局を搭載。通信が届きにくい広い河川敷でも、最適な場所に移動して「死角のないWi-Fi網」を即座に構築します。
さらに、構築された通信網を使い、AIカメラが車両情報をリアルタイムで記録。

入口でのプロセスを切り離すことで、ドライバーは車を止めることなくスムーズに入庫できるようになります。

直方市とPicoCELAは2025年に包括連携協定を締結しており、今回の実験はその集大成の一つです。

この「即設型スマートインフラ」が確立されれば、祭りなどのイベント時だけでなく、災害時の通信確保などにも応用が可能。
直方市の伝統的な景色を守りつつ、最新技術で市民の生活を便利にする「次世代の地方都市モデル」として期待が寄せられています。

4月5日、満開のチューリップとともに、直方の街がスマートに変貌する第一歩に注目です。

PicoCELA株式会社

この情報は3月24日(火)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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