
新年の夜空に流れる一筋の光…
1年最初の流星群として知られるしぶんぎ座流星群は、毎年1月3日から4日頃に極大(もっとも多く見える時期)を迎えます。
正式な名前の由来は、もともと存在した星座「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」にありますが、今日では「りゅう座イオタ流星群」と呼ばれることもあるものの、国立天文台では正式名称「しぶんぎ座流星群」を推奨しています。
しぶんぎ座流星群は「三大流星群」のひとつに数えられますが、その出現数には年ごとのばらつきが大きいことでも知られます。
熟練者が観察した年では、1時間あたり100個程度の流星が見られたケースもありますが、一般的には20~40個程度といわれており、予想が難しいのが特徴です。
2026年の「しぶんぎ座流星群」においては、1月4日未明がもっとも流星を観察しやすいタイミングとされています。特に明け方が狙い目です。
九州地方の現時点での予想天候は、1月3日(土)夜から4日(日)未明は曇り~薄曇りの予想。晴れ間が期待できる時間帯もあり、流星観察のチャンス。
観察のポイントは以下の通りです。
暗い場所へ行く
街灯やネオンが少ない郊外や山間部では、暗い空が広がり、弱い流星まで見える確率が高まります。
時間は深夜~明け方
しぶんぎ座流星群は、放射点が高くなる深夜~明け方が最も見やすい時間帯です。特に5時頃が目安。
姿勢は寝転んで
首が疲れないようレジャーシートや簡易マットを用意し、水平近い姿勢で空全体を見渡すと、流星が飛ぶ範囲もぐっと広くなります。
寒さ対策は念入りに
冬の九州でも夜は氷点近くまで冷える日があり、特に風があると体感温度はさらに低くなります。防寒着や手袋、それに携帯カイロは必携です。
しぶんぎ座流星群は、その出現数が年によって大きく変動する、観察のスリルも魅力です。そして、晴れた夜空に何本もの光跡が走る瞬間は、日常から少し離れて宇宙の広がりを感じられるひとときになるはずです。
寒さ対策を整えて、2026年の冬の星空を堪能してみてはいかがでしょうか。
この情報は12月31日(水)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。