株式会社文藝春秋は、2024年6月26日（水）に、森バジルさんの『なんで死体がスタジオに!?』を発売しました。

2023年4月に『ノウイットオール あなただけが知っている』で松本清張賞を受賞された森バジルさん。森さんは宮崎出身・福岡在住の九州に根を生やし続けている新進気鋭の作家さんです。

そんな森バジルさんが選んだ今作の舞台はテレビ局のスタジオ。「次がダメなら制作から外す」と宣告された、崖っぷちのプロデューサー・幸良涙花が生放送の特番直前に直面したのは「ベテラン俳優・勇崎の死体」だった??。

そして、遺体には「生放送をやめるな」「他のスタッフ、出演者にバレてはいけない」というメッセージが。「死体ハラスメント」＝「したハラ」をはねのけ、特番を乗り切れるか！？　そして、この事件の犯人は？

現代バラエティを分析する目線の鋭さと、軽妙な会話の面白さ、そして”ゴシップ”の本質を衝く深度はピカイチ。一気読みできる超・エンタメ作品！です。

「王様のブランチ」でも紹介された、今年大注目のエンタメ・ミステリです。

森 バジル（Basil Mori）
1992年宮崎県生まれ。九州大学卒業。会社員。2018年、第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞に選ばれ、文庫『1/2-デュアル-死にすら値しない紅』を刊行。2023年、『ノウイットオール　あなただけが知っている』（「ノウイットオール」より改題）で、第30回松本清張賞を受賞し、単行本デビュー。

書名：『なんで死体がスタジオに!?』
著者：森バジル
発売：2024年6月26日
定価：1,760円 (税込)
ISBN：978-4‐16‐391863‐1
書誌URL：https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918631

この情報は2024年7月5日（金）時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。