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福津市在住の肥前磁器作家・藤吉憲典さんの表現世界を紹介する展覧会『藤吉憲典個展』博多で開催決定!

2024年7月17日(水)~7月23日(火)までの7日間、福津市津屋崎在住の肥前磁器作家・藤吉憲典(ふじよしけんすけ)さんの作品展が、博多阪急 3 階特別室にて開催されます。

肥前磁器とは、北部九州の肥前地域で培われた文化と技術による焼き物の総称で、その起源は江戸時代の1600 年代初めに遡り、400 年以上の歴史があります。

藤吉さんは、1997 年、佐賀県江北町の花祭(はなまつり)に「花祭窯」を創業。2012 年に津屋崎に拠点を移し、江戸時代の陶工が手がけた古伊万里、鍋島、柿右衛門といった肥前磁器の名品を師とし、当時の意匠の再現と新たな価値の創造を目指して、形づくりから絵付けまで全て一人で行っています。

用途美の器からスタートした作家活動は年々制作の幅を広げ、英国では磁器彫刻家としてアートギャラリーで作品を発表。2022 年からは、幼少期より嗜み 50 年以上のキャリアを持つ書をアート作品として発表しています。

博多阪急での個展開催は昨年に続いて 2 回目の開催となります。ぜひこの機会に、“伝統の継承を、生きた個性で形にする” 藤吉憲典さんの表現世界をお楽しみください。 藤吉憲典さん プロフィール
■略歴
1966 年 熊本県玉名市生まれ
1984 年 佐賀県立有田工業高等学校デザイン科卒業
1997 年 佐賀県江北町に花祭窯開窯
2012 年 福岡県福津市津屋崎に工房移転、現在に至る。

■最近の主な展覧会
2020 年 日本現代陶芸の逸品鑑賞体験会(上海 BAOKU CULTURE GALLERY 黒田陶苑)
2021 年 藤吉憲典個展-古伊万里の変遷と未来(福岡アジア美術館)
2022 年 NEW PORCELAIN SCULPTURE by Kensuke Fujiyoshi(ロンドン Sladmore)
2023 年 藤吉憲典 陶展(西麻布 桃居)
2023 年 CHRISTMAS SHOW(ロンドン Sladmore)
2024 年 藤吉憲典個展-夏は染付-(銀座 黒田陶苑)

■メディア
2021 年 NHKBS プレミアム『美の壺』File543「青と白の粋 染付の器」
2022 年『婦人画報』1 月号「祝いの器」(世界文化社)
2023 年『炎芸術』No.153「染付 憧れの青」(阿部出版)
2023 年『Homes & Antiques』8 月号「Heirloom of the Future」(Our Media Ltd, UK) 『藤吉憲典個展』
日 時:2024年7月17日(水)~7月23日(火)10:00~20:00 ※最終日のみ 17:00 閉場
会 場:博多阪急 3 階 特別室(福岡市博多区博多駅中央街 1 番 1 号)
入場料:無料
問い合わせ:花祭窯 TEL:0940-52-2752
公式 HP https://fujiyoshikensuke.com
公式 Instagram https://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/

この情報は2024年7月1日(月)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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