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ひなた旅行舎『ひなた、日本語をうたう vol.1』福岡市塩原音楽・演劇練習場で上演

2024年2月2日(金)~2月4日(日)福岡市塩原音楽・演劇練習場 大練習室(福岡市立南市民センター内)にて、ひなた旅行舎『ひなた、日本語をうたう vol.1』を上演。

「ひなた旅行舎」は、福岡の人気劇団、万能グローブガラパゴスダイナモスの看板女優として活躍後、2015年に上京し2022年まで劇団「KAKUTA」で活動していた女優・多田香織の呼びかけに応じた、FUKAIPRODUCE羽衣の俳優・日髙啓介と、劇団こふく劇場の演出家・永山智行によって、2019年結成された演劇上演ユニットです。

狂言 「木六駄」をチェルフィッチュの岡田利規か゛現代語訳したテキストの上演と、尾形亀之助の1927年に書かれたとある夫婦の会話の上演など、三好達治の詩に曲をつけた歌やカバー曲などを織り交ぜて音楽ライブを構成。

「日本語」に焦点をあて、狂言という古典作品が現代口語になったときにどのような身体を伴うのか、また、音楽と身体を与えられた「日本語」の詩がその空間にどう響くかなどを観客とともに味わうことができたらという想いを込めてお届けします。

今回はメンバーと交流があり信頼を寄せるベーシストの坂元陽太さんを招いて音楽ライブ形式で行い、音の豊かさを確かめるとともに新たな「日本語」表現の可能性を探ります。

【福岡公演】4ステージ
2月2日(金)19:30
2月3日(土)14:00、18:00
2月4日(日)14:00
会場:福岡市塩原音楽・演劇練習場 大練習室
※キビるフェス2024参加作品
料金:前売一般 3,000円、当日 3,500円、U22割 2,000円(前売・当日とも)

ACTOR 日髙 啓介(写真左)
1972年生れ。宮崎県宮崎市出身在住。FUKAIPRODUCE羽衣所属。1995年に上京後、アスベスト館、劇団唐組を経て2004年にFUKAIPRODUCE羽衣の旗揚げに参加。以降ほとんどの作品に出演。舞台では田上パルや木ノ下歌舞伎、サンプル、ロロなど多数出演。映像作品、ライブなどでも活躍。2012年Corich舞台芸術まつり!俳優賞受賞。近年は、会 話を使ったワークショップなども開催している。特技はDIY、ギター。近年の出演作に、こふく劇場プロデュース「テ ンペスト」、FUKAIPRODUCE羽衣「女装、男装、冬支度」、北九州芸術劇場プロデュース「イエ系」、映画「春原さ んのうた」(杉田協士監督)

DIRECTOR 永山 智行(写真中)
1967年生れ。劇作家、演出家。宮崎県の三股町立文化会館をフランチャイズとして活動する劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。同作をはじめ、戯曲は劇団外での上演も多く、三浦基(地点)、神里雄大 (岡崎藝術座)、中島諒人(鳥の劇場)らの演出家によって上演されている。劇団としては、『水をめぐる』シリ ズ(2008~2012)や『ただいま』(2015~2019)など、近年は、人間の普遍的な営みを、その身体の発する音を手がかりに、作品ごとに様式を組みあげながらつくっている。2006年10月から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターを務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリ ズ」を企画・演出するなど、地域における演劇の質の向上と、広がりを願い活動している。

ACTOR 多田 香織(写真右)
1987年生れ。福岡県出身。2014年KAKUTA本公演『痕跡(あとあと)』に客演として出演し、2015年8月に上京し入団し、2022年まで在籍。上京以前は福岡の人気劇団、万能グローブガラパゴスダイナモスの看板女優として活躍。主な外部出演に、北九州芸術劇場プロデュース公演『彼の地』(作・演出/桑原裕子)、カムカムミニキ ナ『狼狽』(作・演出/松村武)、穂の国とよはし芸術劇場PLATプロデュース『荒れ野』(第5回ハヤカワ悲劇喜劇賞・第70回読売文学戯曲・シナリオ賞受賞)等がある。永山とは、舞台宮崎県立芸術劇場「演劇・時空の旅」シリ ズ#3『三人姉妹』シリズ#8『三文オペラ』で作品を共に作っている。

▶ ひなた、日本語をうたう vol.1

この情報は2024年1月10日(水)時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

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