福岡のニュース

中村学園大学の学生が考案、フードロス削減にも貢献「生おから100%ケーキ」学園祭で販売

中村学園大学の学生が考案、フードロス削減にも貢献「生おから100%ケーキ」学園祭で販売

中村学園大学は31日、同大学 栄養科学部フード・マネジメント学科4年の平田匠さんが、90回以上の試作を重ね、学生への試食提供350食を実施し考案した「生おから100%ケーキ」を学園祭で販売すると発表しました。

小麦粉、米粉、乳製品、添加物、白砂糖、人工甘味料は使用せず、生おからのほか厳選したこめ油、ココナッツシュガー、天然塩を使用しており、アレルギー持ちの人、添加物や糖質が気になる人にも食べてもらえる、付加価値を付けた商品開発が実現。

「無農薬や体に良い商品を開発し、世の中に広めたい!」という夢を持つ平田さんは、「おから」が栄養価が高くヘルシーな食材であるのに廃棄量が多いため、おからを使ったスイーツの研究を始めました。

平田さんの考えに賛同したゼミの仲間、湯通堂雅恵さん、篠原来瞳さんとともに、卒業論文のテーマを「身体と環境の健康」とし、スイーツの開発・販売を目標に活動。

平田さんが在籍する栄養科学部フード・マネジメント学科は、食ビジネスで活躍できる人材を育成するため、栄養学・食品学の学びと経営・商学の学びを実践する文理融合型の学科です。

食にも起業にも興味を持つ平田さんは、大学での学びを活かし1年次に起業、2年次にはダブルスクールで調理師免許を取得。学内の「SDGs活動奨励金制度」にも採択され、第一歩として学園祭での販売を行います。

販売日時は、2023年11月4日(土)10:00~17:00で、商品がなくなり次第終了です。

販売場所は、中村学園大学グラウンド(福岡市城南区別府5-7-1/地図はこちら)。

中村学園大学の学生が考案、フードロス削減にも貢献「生おから100%ケーキ」学園祭で販売

プレーン・レーズン・うま塩の3種類を用意。価格は1カット 税込150円。

中村学園大学・中村学園大学短期大学部

この情報は2023年10月31日(火)時点での内容です。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。

746
URL :
TRACKBACK URL :
Return Top