ひらまつ(本社:東京都渋谷区)が運営する天神のイタリア料理店「リストランテKubotsu」では、2023年11月8日(水)、9日(木)、10日(金)の3日間、世界最高峰と称されるイタリア産白トリュフを使った「秋の白トリュフディナー」を開催すると発表しました。
1年で10月頃からわずか数か月しか収穫できない貴重な食材、白トリュフ。
「リストランテKubotsu」では、毎年この時期に、期間限定で「秋の白トリュフディナー」を提供しています。
トリュフの中でも、特に上質で最高峰といわれるイタリア産白トリュフを贅沢に使ったディナーコースは、毎年心待ちにしているファンも多く、同店でも人気の高い特別なメニューです。
料理長の窪津朋生(くぼつ・ともき)氏が九州各地の生産者のもとに自ら足を運び、厳選した九州の旬の野菜や魚介と合わせ、今年は11月8日(水)、9日(木)、10日(金)の3日間限定で展開。
入手困難なイタリア産白トリュフ
美食家を虜にし、「白いダイヤモンド」の異名を持つ白トリュフは、世界中のごく限られたエリアでしか自生しない、とても貴重な高級食材。
主にイタリア北部のトスカーナ、ロマーニャ、ピエモンテ地方が優良産地として知られ、特にピエモンテ州アルバ産のものが最高品質とされています。
白トリュフの魅力は何といっても芳醇な香りですが、その香りは消えてしまうのも早く、日本国内ではフレッシュ(生鮮)な白トリュフの流通は非常に少量です。
入手自体が困難なため、限られたレストランでしか味わうことができません。また、昨今の世界情勢や物価高騰などにより、近年白トリュフはこれまで以上に希少性の高い食材となっています。
森光さんの蕪と味噌の香るベアルネーズソース
久留米市の農家、森光さんが育てた採れたての瑞々しい蕪を鰹だしで煮て、アクセントに味噌を加えたベアルネーズソースを合わせた一皿。
ソースにフレッシュな白トリュフのスライスをのせた仕立てで、トリュフは卵やバターととても相性がよく、上品な鰹だしが香り立つ白トリュフを一層引き立てます。
福岡県朝倉市、天野商店“古処鶏”のタヤリン
朝倉市にある天野商店の古処鶏(こしょどり)を添えた白トリュフのタヤリン(パスタ)には、目の前で白トリュフをスライスし、芳醇な香りに包まれながら楽しむことができます。
古処鶏を丸ごと一羽使ってとった贅沢なだし汁とタヤリンを絡めた仕立て。
古処鶏は地鶏の中でも旨みが強く、それでいて白トリュフの個性的な香りを邪魔せず、絶妙な相性の良さを楽しめます。
いずれも、ランチタイム、またはディナータイムの好きな時間で予約可能。
内容は、イタリア産白トリュフをふんだんに使ったフルコースで、料金は一人 税込・サービス料込 総額 43,505円。
窪津朋生氏
1983年生まれ。福岡県出身。2003年にひらまつに入社後、東京・代官山「リストランテASO」で研鑽を積み、2009年に副料理長に就任。
2011年「リストランテASO 天神」オープンに伴い福岡に異動。2014年、同店料理長に就任。2018年1月、自身の名を冠する新店「リストランテKubotsu」料理長に就任。
「九州の“今”本当においしいものと美しいものを」と九州産の食材や伝統文化にこだわり、妥協のない店作りを貫く。
この情報は2023年10月27日(金)時点のものです。