国立天文台(NAOJ)によれば、2023年の「オリオン座流星群」が、10月22日 午前9時頃に極大をむかえます。
母天体はハレー彗星。オリオン座の中でふたご座との境界付近に放射点があり、比較的速度が速いことから、明るい流星がみられるのが特徴です。
見頃は、極大を中心とした前後数日間で、月は夜前半に西に沈みますので、月明かりの影響がない夜半過ぎから明け方までがチャンスです。1時間あたりの流星は5個程度とみられています。
観察の際は、近くに明かりがなく、空を広く見渡せる場所を選びましょう。また、望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼での観察が適しています。
楽な姿勢で夜空全体を広く眺めながら気長に待つのが流星観察のコツです。地面にシートを敷いて寝転がって夜空を見渡すのもお勧めです。
なお、夜間は気温が低くなるため、身体が冷えないよう、服装選びには十分注意しましょう。
この情報は2023年10月1日(日)時点のものです。