華道家元池坊は、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好をはじめ、九州で活躍する華道家の作品約300点を展示する「いけばなの根源池坊展 福岡花展 ｰとらわれのない美ｰ」を、2023年9月27日（水）～10月2日（月）の6日間、岩田屋本店 本館7階大催事場にて開催します。

本展は、「とらわれのない美」をテーマに、彩り豊かな秋真っ盛りのいけばな作品約300点を披露します。華道の原点である世の安寧を願った仏前供花『立て花』をはじめ、型を持たない『自由花』で時代の美を表現する「Inspired by Flowers」コーナーも設けます。

池坊いけばなは、先達たちが脈々と紡いできた美意識に深く根差しています。今日に至るまで多くの人を魅了して止まないのは、伝統を受け継ぎながらも、現代の感覚を大切にし、日々“今の花”をいけ続けたからに他なりません。 1．家元、次期家元をはじめ、九州で活躍する華道家の約300作品を披露
会場では、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好の大作をはじめ、九州で活躍する華道家によるいけばな延べ約300作品を披露。彩り豊かな秋真っ盛りないけばな作品が会場に勢ぞろいします。

2．華道の原点、世の安寧を願った仏前供花『立て花』を展示
華道は、六角堂の僧侶が朝夕に仏前にお花をお供えしたところから始まりました。華道の始まりである『立て花』はその原点ともいえる様式です。世の安寧の願いを込め、祈りの花として立て花を展示します。

3. 型を持たない『自由花』で、時代の美を表現「Inspired by Flowers」コーナーを設置
「Inspired by Flowers」とは、“花から着想を得る” “花に端を発する”を意味します。本コーナーでは花材の持つそれぞれの美しさを手掛かりとした多様な自由花を展開。照明を暗転させるコーナーと、通常照明のコーナーがあります。
「いけばなの根源池坊展 福岡花展 ｰとらわれのない美ｰ」
・テーマ：とらわれのない美
・会場：岩田屋本店 本館7階大催事場（福岡市中央区天神2丁目5-35）
・会期：2023年9月27日（水）～10月2日（月）
＜展覧期間＞
〈一次展〉9月27日（水）10:00～19:00、28日（木）10:00～17:00
〈二次展〉9月29日（金）10:00～19:00、30日（土）10:00～17:00
〈三次展〉10月1日（日）10:00～19:00、2日（月）10:00～17:00
※全日、最終入場は閉場の30分前まで
・展示総数：延べ約300点（一次展、二次展、三次展で入れ替えます。）
・主催：一般財団法人池坊華道会
・後援：福岡県、福岡市
・入場料：1,000円（税込）※高校生以下入場無料

▶ 華道家元池坊

この情報は2023年8月31日（木）時点の内容です。最新の情報は公式サイト等から確認をお願いします。また、記事の内容は予告なく変更される場合があります。